<写真:plo.vn>
ホーチミン市疾病対策センター(HCDC)は22日、年初から市内における手足口病の感染者および入院者が急増しており、流行のリスクが高まっているとの見解を示した。
同センターの発表によれば、2025年初頭から現在までに確認された市内の感染者数は6711人に達し、前年同期の4510人に比べて約49%の増加となった。
入院者数も967人と前年の842人から15%増加しているが、幸いにも現時点では死者は報告されていない。
特に5月中旬には916人の感染が報告され、過去4週間の平均である654人と比較して40%の増加が見られた。この週の入院者数も平均比で26%の増加を記録している。
感染はホーチミン市内全域に広がっており、特に1区と5区、7区、12区、ビンチャイン郡、ビンタイン区、タンビン区、トゥードゥック市の8地区では、過去4週間の平均を大きく上回る感染者の増加が確認された。
手足口病は主に5歳未満の小児に多く見られる急性のウイルス性感染症であり、原因は腸管ウイルスとされる。
感染経路は主に消化器系を通じており、患者の便や水疱、唾液を介して、手指や玩具、家具など日常的に触れる物品を通じて拡散する。
また、呼吸器分泌物や飛沫による直接的な感染も報告されている。
HCDCは感染拡大を防ぐため、保護者および子どもに対してこまめな手洗いの徹底を呼びかけるとともに、玩具や学用品、家具などの衛生管理の重要性を強調している。
特に発熱、発疹、口内炎、食欲不振といった症状が見られた場合には、速やかに医療機関を受診するように勧めている。
手足口病の流行を未然に防ぐためには、地域社会全体での予防意識の向上と迅速な対応が不可欠である。今後の感染動向には引き続き警戒が必要とされる。








































