<写真:diendandoanhnghiep.vn>
日本で有名なクラシック音楽を聴く神戸牛がいるように、ベトナムにも様々な種類の音楽を聴かせてアヒルを飼育している農場がある。
バクザン省在住のナム氏(47)は、約1000羽のアヒルを飼育する農場を所有している。
この農場の特徴は、アヒルの飼育と音楽を組み合わせた点にある。ナム氏によると、このアイデアは2000年に豚を飼育していた際に思いついた。
当時、ナム氏は約20匹の豚を飼っており、豚小屋で過ごし豚の世話をする間、退屈しのぎにラジオを大音量で流していたという。
時にはラジオを消し忘れ、絶えず音楽が流れ続けることもあった。ラジオを聴かせた豚は他の豚と違って落ち着いており、肉の味も良くなったように感じられた。
その後、ナム氏は鶏を飼育する際にも音楽を聴かせてみた。そして2020年にアヒルの飼育に転向した際も、音楽を聴かせるという独自の方法を続けた。
ナム氏によると、アヒルは農場に連れてこられてから出荷されるまで、クラブミュージックをはじめとする様々な種類の音楽を聴かせられる。
音楽を聴くことでアヒルは良い品質になり、羽が滑らかで、健康的、肉質も良くなるという。
ナム氏は現在、数千㎡の農場を持ち、年に3回〜5回の出荷で、1回につき3万羽以上のアヒルを出荷している。
アヒルの平均価格は1kgあたり4万ドン(約243円)で、1回の出荷で数億ドン(1億ドン=約60万7500円)の収入となる。
ナム氏が育てるアヒルは品質が良いため、主にベトナム北部のレストランや飲食店からの受注が絶えない。
「音楽を適用する」ということは畜産と製品加工において、珍しいことではなくなってきているが、まだ経験や実験に過ぎず、科学的な証拠はない。
しかし、2023年にナム氏の音楽を聴くアヒルの飼育モデルは、バクザン省第10回技術創造コンテストで奨励賞を受賞した。
現在は多くの地元住民がナム氏の方法を学びに来ており、音楽を聴くアヒルはナム氏に毎年多額の収入をもたらしている。









































