<写真:znews.vn>
ベトナム中南部に位置する観光地ムイ・ディエン(大嶺岬)において、観光客を自発的に案内する一匹の犬「ヴァン」が注目を集めている。
黄毛のこの犬は、訪問者をビーチや灯台へと先導する姿が評判となり、Googleマップ上では「バン・チョー・ヴァン(犬の友ヴァン)」という名称で観光名所として登録された。
その後、多くの5つ星評価を獲得している。
ヴァンはフーイエン省ドンホア町のムイ・ディエン遺跡区在住のチャン・クォック・スー氏に飼われている7歳の犬である。
元は近隣の食堂で飼育されていたが、他の犬とのトラブルを避けるため、灯台付近に住み着くようになった。
毎朝4時頃には道路の分岐点に現れ、観光客の姿を見つけると自然と案内を始めるのが日課となっている。
観光客の証言によれば、ヴァンは単なる道案内にとどまらず、草むらに潜む蛇などの危険を察知して警戒を促すこともあるという。
ある旅行者は迷子になった際に、ヴァンに導かれて無事に目的地へたどり着いた体験を語っており、その賢さと親しみやすさが多くの人々に感動を与えている。
ヴァンは地元でも広く知られた存在であり、多くの旅行者から食べ物をもらうなど、親しまれている。
飼い主のスー氏によれば、観光客を案内する犬は他にもいるが、ヴァンほど熱心に活動する犬はほかにいないという。
ムイ・ディエンはカインホア省のムイ・ドイと並び、ベトナム本土で最も早く日の出を迎える場所として知られている。
未開発の静かな海岸地帯には、灯台、モン浜、ムイ・ラン・ドンという3つの主な見どころがあり、素朴な自然美が残されている。
この地域の観光スタイルとしては、トゥイホア市からバイクで早朝に出発するか、現地に宿泊して朝日を楽しむのが一般的である。
都市化とは一線を画したこの土地では、自然と動物との触れ合いを楽しめる希少な観光体験が提供されており、ムイ・ディエンは今後も静かにその人気を拡大していくと見られている。



































