<写真:chinhsachcuocsong.vnanet.vn>
ベトナム南部カントー市の第8地区人民裁判所は3月31日、若い女性を中国に渡らせ、結婚を強要したとして、16歳未満の人身売買の罪に問われた被告5人に有罪判決を言い渡した。
被害者の両親も被告に含まれており、それぞれ12年から13年6カ月の実刑判決となった。
判決を受けたのは、被害者父のタック・ティエン被告、母のキム・ティ・スアン被告、仲介役のチャン・ティ・ヒエン被告で、いずれも禁錮12年である。
さらに、タック・ティ・ライ被告には禁錮13年、ラム・バック・ティ被告には禁錮13年6カ月が言い渡された。
起訴状などによれば、ライ被告は2024年5月頃、中国人との結婚を目的に地元の女性を中国へ送り出したいとする女と接触し、女性1人当たり2000万ドン(約12万6570円)の報酬を受け取る約束を交わした。
ライ被告はヒエン被告に女性探しを依頼し、ヒエン被告は親族関係を通じて、生活に困窮していたティエン、スアン両被告の家庭に接触したという。
両被告は金銭を得る目的で、自らの娘であるT.T.C.T(14)1人を中国へ行かせることに同意した。
2024年8月3日、被告らはTをホーチミン市へ連れて行き、その後、ティ被告がハノイ市経由で北部ライチャウ省へ移送し、不法出国の手続きを進めた。
Tは中国で外国人との結婚を強いられたうえ、繰り返し性的関係も強要され、最終的に逃走を試みた。
Tは逃走中の2024年9月14日、中国の公安当局に身柄を拘束された後、同年12月26日にベトナムへ送還され、帰国後は国境警備隊に引き渡された。
捜査記録によれば、被害者の両親は1億6000万ドン(約96万5260円)、ヒエン被告は1000万ドン(約6万330円)、ティ被告は500万ドン(約3万160円)を受け取っていた。
ライ被告は50万ドン(約3015円)を前払いで受け取っていたが、残る2000万ドン(約12万6570円)は受け取っていなかったという。
裁判所は、被告らの行為が被害者の人格、名誉、人身の自由を侵害しただけでなく、地域の治安や社会秩序にも悪影響を及ぼしたと指摘した。
なお、主犯格とされる女はすでに出国しており、捜査当局が引き続き行方や関係先の解明を進めている。




































