<写真:vovgiaothong.vn>
ベトナム保健省の統計により、同国ではメンタルヘルスに問題を抱える国民の数が約1400万人に達していることが明らかとなった。
これは同国の総人口の一部に過ぎないが、深刻な社会的課題である。
しかし、専門的な支援サービスを受けられる人々はごく限られており、社会全体としての包括的な対策が急務となっている。
23日にホーチミン市師範大学において「愛をつなぐ旅路」をテーマとしたメンタルヘルス啓発イベントが開催された。
このイベントは心の健康に対する理解を深めるとともに、家庭内における絆を強化することを目的として企画されたものである。
世界保健機関(WHO)はメンタルヘルスを「自身の能力を認識し、それを最大限に発揮しつつ、日常のストレスに適切に対処し、社会に貢献できる精神状態」と定義している。
近年、ベトナムでは精神疾患の増加傾向が顕著となっており、特に若年層や女性においてその影響が際立っている。
SNSの普及がこれらの層に与える精神的影響は深刻であり、うつ病や不安感の増加に関連する影響は最大で32.4%に及ぶとされる。
その背景にはネットいじめ、慢性的な睡眠不足、身体活動の減少といった要因が挙げられている。
さらに、世界全体で年間80万人以上が自殺しており、そのうちの約80%が低・中所得国に集中している。
自殺は15歳から24歳の若者の死因として第2位を占めており、国際社会においてもこの問題への対応が急務である。






































