国防省傘下のベトナム軍医大学と共同で国産ワクチン「ナノコバックス(Nanocovax)」の開発を行っているナノゲン(Nanogen)社が、10日から第3期臨床試験を開始したことを発表した。
最終治験となる第3期臨床試験では、国内で約1万3000人を対象にワクチンを接種する。
その後、9月までに結果をまとめ、年内の製品化を目指すという。
ナノコバックスが開発するワクチンは、菌やウイルスの一部のみを集めてワクチンにしたワブユニットワクチンで、国内外の専門機関で評価され、国産ワクチンとして最初に臨床試験の承認を得ていた。
同ワクチンは昨年12月に第1期臨床試験、2月に第2期臨床試験が行われ、第2期では接種した全員が抗体を獲得し、安全性が確認されたとしている。
治験が順調に進めば、第3期臨床試験は9月末までに完了する見通し。
ナノゲン社は、ホーチミン市の工場で年間約1億回の生産能力を確保しているとしており、量産体制の準備を始めているという。
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現在、ベトナム国内ではワクチン接種が遅れており、6月13日までに必要回数のワクチン接種が完了した人はわずか5万5000人程度で、人口の0.1%以下となっている。
国内で未だ第4波の感染拡大に歯止めがかかっていない中、保健省はナノコバックスの緊急使用の許可について検討しているという。

































