<写真:doanhnhansaigon.vn>
米国のMetaはベトナムにおいて16歳未満の利用者を対象とした未成年向けアカウントをInstagramに導入した。
保護者が利用状況を管理可能な仕組みを取り入れ、安全な環境でのソーシャルメディア利用を促進する狙いである。
Metaによると、この取り組みは未成年のオンライン上での安全を確保し、保護者の懸念に対応するためのものとなっている。
16歳未満のすべてのユーザー(既存・新規を含む)および18歳未満の新規登録者は、デフォルトで非公開アカウントとなる。
これによってフォローリクエストを承認しない限り、他者による投稿の閲覧やコメントの投稿は不可となる。
メッセージのやり取りについても厳格な制限が設けられており、未成年アカウントはフォロー済みの相手または既存の知人とのみメッセージを送受信可能な仕様となっている。
また、センシティブなコンテンツの制御機能は最も高いレベルで自動設定され、暴力的な画像や美容整形広告といった不適切な内容への接触が防がれる。
さらに、いじめ対策として「Hidden Words」機能を最高レベルで適用し、攻撃的なコメントやメッセージを自動的にフィルタリングする仕組みを導入している。
利用時間にも制限が設けられ、Instagramを60分使用すると通知が表示されるほか、22時から翌7時までは「スリープモード」が自動的に作動し、通知がミュートされる。
保護者は子どもが過去7日間にメッセージをやり取りしたアカウントのリストを確認可能となっている。
ただし、プライバシー保護の観点からメッセージの内容自体は閲覧不可である。
また、1日の利用時間の上限を設定する機能も備え、上限に達するとアプリへのアクセスが自動的に制限される。
夜間や学習時間といった特定の時間帯の使用を制限する設定もワンタップで適用可能となる。
これらの制限は初期設定で自動的に有効化され、16歳未満のユーザーが制限の緩和を希望する場合は保護者の許可が必要となる。
16歳以上のユーザーについても、保護者が監視機能を有効にすることで、保護レベルの変更を承認または拒否可能である。
今後、Metaは保護者が直接設定を調整可能となる機能の提供も予定している。
未成年が年齢を偽ってアカウントを作成する問題への対策として、Instagramは年齢確認を求める場面を増加させるという。
例えば、新規アカウントを作成する際に成年として登録しようとした場合、追加の検証を求める仕組みを導入する。
Metaは未成年ユーザーの安全を確保するため、今後も監視機能の強化を進める方針である。




































