<写真:bvquan5.medinet.gov.vn>
ベトナムでは雨季の到来とともにデング熱の感染が拡大し、毎年多くの子どもが重症化して入院している。
こうした状況に備え、家庭で実施可能な予防策として、3つの重要な対策が呼びかけられている。
第一は、蚊に刺されないようにすることである。デング熱を媒介するヒトスジシマカは日中に活動するため、昼寝や登下校中の子どもが刺されやすい。
したがって、昼夜を問わず蚊帳を使用することが推奨されている。
第二は、ボウフラ(蚊の幼虫)を発生させない環境づくりである。蚊は清潔な水に産卵するため、家庭内の水容器は常に密閉し、花瓶の水は毎日交換する必要がある。
また、週に1回は容器を洗浄し、蚊の繁殖を防ぐことが求められる。
第三は、子どもの発熱時に迅速に対応することである。高熱が2日以上続いた場合はデング熱の可能性があり、速やかに医療機関を受診すべきである。
特に、倦怠感、食欲不振、嘔吐、腹痛、鼻血、手足の冷え、皮下出血などの症状が見られる場合には注意が必要である。
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加えて、アスピリンやイブプロフェンなどの薬剤は出血のリスクを高めるため使用を避けるべきであり、代わりに経口補水液や果汁、水などによる適切な水分補給を行うことが重症化を防ぐ鍵となる。
デング熱ワクチンに関しては、日系総合クリニックのDYMメディカルセンターベトナムがホーチミン1区院とハノイ院で、武田薬品のデング熱ワクチン「QDENGA」を提供している。

































