〈写真:vietnamnet.vn〉
ハノイ市公安局出入国管理部門は1月15日深夜、同市郊外のソンドン地区にある高級住宅地において、韓国人7人および中国人1人から成る外国人グループによるオンライン詐欺の実態を摘発した。
このグループは、高度な情報通信機器を用いて韓国国内の個人を標的とした詐欺活動を展開していたとされる。
公安当局が急襲した現場のヴィラには、パスポートやビザを所持せずに滞在していた容疑者らのほか、多数の稼働中のパソコンや携帯電話などが確認された。
調査の結果、これらの容疑者が所持していなかった旅券類は紛失によるものではなく、同地区近隣の高層マンションに居住する中国人協力者が意図的に隠匿していたことが判明した。
関係者らは証拠隠滅を図っていたとみられている。
韓国人容疑者の1人であるカンは、観光目的での入国ではなかったこと、ならびに韓国在住者を狙った詐欺行為への関与を認めている。
主な詐欺手口は、ベトナム国内に設置された通信機器を通じて韓国の個人に電話をかけ、コンサルタントや公的機関職員を名乗って信用を得た上で、個人情報を搾取し、送金を誘導するというものである。
このグループは、外部との接触が限定され、警備体制が厳重に整えられた閉鎖型の高級住宅街を拠点とすることで、ベトナムおよび韓国の捜査機関の追跡を回避しようとしたと供述している。
同日夜、公安当局は市内複数地域においても不法滞在外国人の摘発を実施した。
例えば、ドンナイ省からハノイ市へ移動していたパキスタン人5人が、電子ビザでの入国後に在留期限を超えて滞在しており、現在は帰国支援を受けるための措置が講じられている。
これらの一連の摘発は、第14回共産党大会を目前に控えた現在、首都における治安維持体制強化の一環として実施されており、今後も継続的な捜査が行われる見通しである。
































