<写真:dantri.com.vn>
ベトナムのゲアン省キーソン郡在住のロー・ヴァン・ズオン被告(30)が近所に住む85歳の女性を殺害した事件について、同省人民裁判所は14日に公判で判決を言い渡した。
ズオンは殺人罪で20年の懲役刑を科され、さらに被害者家族に対し約2億5000万ドン(約155万円)の賠償を命じられた。
事件は2024年4月20日の夜に発生した。ズオンはその日、自宅で家族とともに食事会をしていたが、HIVへの感染を理由に家族から別室で友人と飲食するように指示された。
酩酊状態に陥ったズオンはその後、近所に住む85歳のロ・ティ・Hさんの家を訪ねた。
ズオンがHさんの家を訪れた目的は「酒を買うための1万ドン(約62円)の貸し借り」であったが、Hさんは「もう遅いから明日にしてほしい」とこれを拒否した。
これに激高したズオンは持参していた鉄棒を振り回し、Hさんの顔や体を執拗に殴打した。
Hさんはその場で意識を失い倒れ、翌朝、息子によって遺体となって発見された。
捜査の過程で、ズオンに精神的な異常が見られたため精神鑑定が行われ、多量の麻薬使用が原因の精神障害が確認された。
ズオンは公判において、被害者に金銭を拒否されたことが犯行の動機であると供述した。
裁判所はズオンの行為が社会に重大な危害をもたらすものであり、厳罰が必要であると判断した。
その結果、20年の懲役刑に加え、被害者家族への精神的・物的損害の補償として約2億5000万ドン(約155万円)の支払いが命じられた。






































