<写真:tuoitre.vn>
ベトナム北部ではこの数日間、強烈な熱波と低気圧の影響により体感温度が43〜45度に達し、住民の健康被害が相次いでいる。
首都ハノイ市を中心に気圧が通常より低い996hPa(健康に適した気圧は1013hPa)となり、市民の間で頭痛や倦怠感を訴えるケースが増加している状況である。
気候変動専門家のグエン・ゴック・フイ氏によれば、今回の低気圧は北部平野部に熱を閉じ込め、特に夕方から夜にかけて強い蒸し暑さをもたらしている。
この影響により、室内外の温度差が血圧変動や脳血管への負担を引き起こし、頭痛やめまい、疲労感を訴える人が多発しているという。
ハノイ市内の複数の病院では、日射病や熱中症による救急搬送が増加傾向にある。
特に建設労働者など屋外作業者の重症化が目立ち、脱水による急性腎不全や肝機能障害が確認された例も報告されている。
中には40度を超える環境下で長時間作業した後、意識障害や痙攣を起こし、集中治療を必要とした患者もいた。
医師らは、熱中症のリスクは屋外労働者だけではなく、冷房の効いた室内から急に炎天下に出たオフィスワーカーにも及ぶと警告している。
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急激な気温差により血流障害が起こり、頭痛やめまいを引き起こすことがあるため、外出前には冷房を切って体を徐々に慣らすことが推奨されている。
当局および医療機関は、市民に対し午前10時から午後4時までの屋外活動を極力避け、帽子や長袖で直射日光を遮ること、また十分な水分と電解質を補給することを呼びかけている。
































