<写真:cafebiz.vn>
ベトナム国内において中国語人材の需要が急速に高まっており、求人プラットフォームJobokoが発表した2025年版給与レポートによれば、中国語を必要とする求人は前年に比べ約50%増加した。
他の外国語を大きく上回る伸び率を示している。
2025年時点で新たに発生した中国語関連の求人は約1万3000件に上り、これは日本語の求人件数の約2倍、韓国語の約5.5倍に相当する。
また、中国語を使用する業務では、同じ職種で外国語を使用しない場合と比較して給与が10〜40%高くなる傾向が見られ、とりわけ技術職や営業職でその差が顕著である。
経験1年未満の新入社員であっても、中国語を話す場合の月給は1200万〜1800万ドン(約7万800〜10万6200円)と、非語学職に比べて明らかに高い水準となっている。
さらに、プリセールス職においては語学力によって給与が1.5〜2倍にまで上昇し、月給は最大で4200万ドン(約24万7800円)に達する例もある。
このような需要は主に北部地域、とりわけ中国系の外国直接投資(FDI)企業が集積するバクニン省で顕著である。
2026年第1四半期には、同省において約6万人分の新規雇用が見込まれており、そのうち約1万人が中国語に対応可能な人材を必要とする職種であるとされる。
特に電子産業分野では、現場での実務や中国人経営者との直接的なやり取りが求められるケースが増えている。
バクニン省就業サービスセンターによれば、中国語を話す新卒者の初任給は月1500万〜1700万ドン(約8万8500〜10万300円)に設定されており、実務経験の蓄積に応じてさらに上昇する傾向にある。
- クラシックのポイント
ただし、語学力に加えて専門知識を備えた人材は依然として不足しており、多くの企業が中国本社への派遣研修などを通じた人材の育成を進めている。
今後数年間で中国系FDI企業のさらなる進出が見込まれ、それに伴い中国語人材への需要は一層拡大する見込みであるという。
中国語スキルは、キャリア形成の幅を広げるとともに収入の向上にも直結しており、ベトナムの労働市場において強力な競争力を持つ武器として注目されている。
































