<写真:nhandan.vn>
ベトナム公安省麻薬犯罪捜査局(C04)は、電子タバコに偽装した麻薬を大学生らに販売していた密売組織を摘発し、関係者17人を逮捕したと発表した。
首謀者の1人であるグエン・コン・オアン容疑者(23)は1月9日、速達便で複数の麻薬入り製品を発送しようとしていたところを現行犯で逮捕された。
これを受けて、ハノイ市を中心にニンビン省、ハイフォン市、バクニン省、トゥエンクアン省、フンイエン省において一斉捜索が実施され、10人の関係者の自宅から大量の違法薬物が押収された。
押収品には、乾燥植物由来の薬物9kg、CBDを含有する液体6L、製品化された麻薬液7.5L、麻薬成分を含む電子タバコ308本などが含まれていた。
科学捜査機関がすべてにおいて麻薬成分が検出されたことを確認した。
C04の発表によれば、当該組織は電子タバコポッドチルと呼ばれる吸引機器、CBDオイルなどの形で麻薬を偽装し、「無臭・依存性なし」との虚偽の宣伝を行っていた。
これらは主に青少年や学生を標的としており、SNSを通じて広告・販売を展開していた。
代金は銀行送金で受け取り、その後、速達便を利用して製品を配送していたという。
専門家は、こうした偽装麻薬が中枢神経に直接影響を与え、記憶障害、妄想、行動制御の喪失といった深刻な症状を引き起こす危険性を指摘している。
特に発達途上にある若年層においては、学習能力や思考力の低下、うつ状態や情緒不安定、自傷行為のリスクが高まるとされ、その影響は甚大である。
C04は保護者に対し、子どもが不審な荷物を受け取った場合や感情の起伏が激しくなるなどの異常が見られる際には、ただちに確認を行うように呼びかけている。
また、麻薬が「軽い刺激物」と偽って販売される現状に対し、社会全体で警戒と対策を強化すべきであるとの警鐘を鳴らしている。
































