<写真:baoquangninh.vn>
ダナン市およびアンザン省において、化学物質などを混入した偽造コーヒーを大量に製造・販売していた複数の企業が相次いで摘発された。
両地域の警察当局による捜査の結果、押収された偽造コーヒーは合計で数十トンに達し、すでに国内市場へ広範に流通していたことが判明している。
ダナン市では、旧正月(テト)を前にした治安強化キャンペーンの一環として、経済警察が偽造食品の取締りを強化している。
その過程で、フン・グエン社による偽造コーヒー製造の実態が明らかとなった。
フン・グエン社は正式に登録された事業所とは異なる路地裏の施設で、化学物質と大豆粉を混合した粉末をコーヒーと称して製造し、1日あたり約1トンを市場に出荷していた。
警察は2月6日、フン・グエン社代表のグエン・バン・ホアン容疑者を逮捕し、妻に対しては出国制限措置を講じた。
家宅捜索では、ラベル付きの偽造コーヒー粉末2トン以上に加え、5カ所に及ぶ製造・保管施設が押収された。
当局は市民に対し、2025年10月から2026年1月にかけて製造された複数の製品について使用を控えるように注意喚起を行っている。
一方、アンザン省でも、オンライン上の監視や市民からの通報を端緒として、2件の偽造コーヒー事案が摘発された。
これらの業者はいずれも表向きは正式な営業許可を有していたものの、実際の製品内容はトウモロコシや大豆を原料とし、香料や着色料で加工したものであった。
ある業者は、コーヒー豆価格の高騰を背景に、代替品として偽造コーヒーを流通させていたが、検査機関による分析の結果、カフェイン成分が検出されず、偽造品と認定された。
さらに別の製造所では、30トンを超える原材料や添加物が押収された。
容疑者は焙煎したトウモロコシや大豆を粉砕・包装した上で、1トンあたり約5000万〜6000万ドン(約30万〜36万円)で卸売していたと供述している。
これら一連の事件はいずれも、食料品における偽造品の製造および販売に該当し、刑法第193条に基づいて捜査が継続中である。
警察当局は、国民の健康と食品安全を守るため、今後も取締りを一層強化していく方針である。































