ベトナム生活で悩まされがちな問題のひとつが、ゴキブリ対策です。
特にベトナムは年間を通して暖かく、湿度も高いため、キッチン、浴室、排水口、家電の裏などにゴキブリが発生しやすい環境です。
なかでも注意したいのが、繁殖力の高いチャバネゴキブリです。小型で隙間に入り込みやすく、スプレーだけでは根本的な駆除が難しいこともあります。
ベトナムでゴキブリが発生しやすい主な理由は、高温多湿な気候、建物の隙間、排水まわりの構造、食べ残しや生ゴミの管理などです。
ホーチミンやハノイ、ダナンのアパートでも、キッチン、洗面所、浴室、バルコニー、排水口、エアコン配管まわりなどから侵入するケースがあります。
特に飲食店が近い物件、低層階、古い建物、ゴミ置き場が近い部屋では注意が必要です。

チャバネゴキブリは、飲食店や集合住宅で問題になりやすい小型のゴキブリです。
成虫でも1.3〜1.6cmほどと小さく、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、棚の隙間、シンク下などに潜みやすいのが特徴です。
1匹見かけた場合、見えない場所に複数潜んでいる可能性があります。
ゴキブリ対策では、駆除剤を置く前に「餌・水・隠れ場所」を減らすことが重要です。
特に段ボールは卵や虫が付着していることがあるため、引っ越し後や通販利用後は早めに処分しましょう。

チャバネゴキブリ対策で最も使いやすいのが、毒餌タイプのベイト剤です。
ゴキブリが毒餌を食べて巣に戻ることで、他の個体にも効果が広がるタイプがあります。
スプレーのにおいが付くと、ゴキブリがベイト剤を食べなくなることがあります。

Co.opmart、WinMart、Lotte Mart、AEON、コンビニ、ローカル雑貨店などでは、ゴキブリ用スプレーを購入できます。
目の前に出たゴキブリをすぐに駆除したい場合には便利ですが、巣や卵まで駆除する効果は限定的です。
根本的に減らしたい場合は、スプレーだけでなくベイト剤や清掃対策と組み合わせましょう。

Optigardは、ベトナムでも流通しているゴキブリ用のジェルベイトです。
米粒ほどの量を、ゴキブリが通りそうな隙間や家電まわりに少量ずつ設置します。
ジェルが乾燥したり、ほこりが付いたりした場合は、拭き取って新しいものに交換しましょう。

Zapsのようなベイト剤も、ネット通販や害虫駆除用品店で見かけることがあります。
使用時は商品説明を確認し、手袋を着用して、食品や食器に触れない場所に設置しましょう。

Maxforce Forteのようなジェルタイプの駆除剤は、飲食店や害虫駆除業者でも使われることがある製品です。
家庭で使う場合は、用量を守り、子どもやペットが触れない場所に点置きすることが大切です。

ベーキングソーダはベトナムのスーパーでも購入しやすく、自然派の対策として紹介されることがあります。
ただし、市販のベイト剤ほど安定した効果が期待できるわけではありません。小さな予防対策や補助的な方法として考えるのが現実的です。
ベトナムの住居では、排水口から虫が上がってくることがあります。
ゴキブリは食べ物のにおいに集まります。
チャバネゴキブリは暖かい家電まわりを好みます。
このあたりは定期的に掃除し、必要に応じてベイト剤を設置しましょう。
ゴキブリの死骸やフンは、アレルギーの原因になることがあります。駆除後は手袋を使って掃除し、アルコールや洗剤で拭き取りましょう。
毎日のようにゴキブリを見る、昼間にも出る、キッチン周辺で小さな個体を何匹も見る場合は、すでに繁殖している可能性があります。
その場合は、家庭用アイテムだけでなく、害虫駆除業者への相談も検討しましょう。
アパートの場合は、管理会社や大家に相談し、共用部や隣室からの侵入がないか確認することも大切です。
ベトナムでは高温多湿な気候の影響で、ゴキブリが発生しやすい環境が整っています。
特にチャバネゴキブリは小型で繁殖力が高いため、スプレーだけで駆除しようとせず、ベイト剤、清掃、排水口対策、隙間対策を組み合わせることが重要です。
※この記事に記載されている情報は2026年4月時点のものです。駆除剤の取り扱い、成分、価格、販売状況は店舗や通販サイトによって異なります。使用前に必ず商品の説明書を確認し、子どもやペットが触れない場所で使用してください。