ベトナムで手足口病の流行が広がっています。
今年に入ってから患者数は増加傾向にあり、前年同時期と比べて約5倍に増えているとされています。特に北部より南部で感染の広がりが強い点にも注意が必要です。
この記事では、ベトナム初の日系クリニック「ロータスクリニック」より、手足口病の症状や注意点、家庭でできる予防策についてわかりやすく解説します。
後半には、受診の目安やロータスクリニックの連絡先も掲載しています。お子様がいるご家庭はもちろん、大人の方もぜひ参考にしてください。
手足口病は、その名の通り手のひら・足の裏・口の中などに水ぶくれや発疹ができる感染症です。
コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどが原因で、くしゃみや唾液、鼻水、便などを介して人から人へ感染します。
ベトナムでは今年に入って感染が拡大しており、ロータスクリニックでも注意喚起を強めています。
◯ポイント
今年の手足口病は前年同時期の約5倍の患者数とされており、特に南部で感染拡大が目立つ状況です。
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「ベトナム南部を中心に、手足口病の感染拡大が例年を上回るペースで進行している。
とりわけホーチミン市では、2026年初頭からの患者数が前年同期比で2倍以上に増加しており、重症例は約5倍、死亡例も4件確認されている。
流行の主因として、毒性の強いエンテロウイルス71(EV71)の再流行が指摘されている。
ホーチミン市疾病管理センターによれば、最初の12週間で約1万1000件の感染が報告され、300カ所以上で集団感染が確認された。
感染は保育園や学校など、子どもが密集する環境で多発している。」
詳細は以下の関連記事をご参照ください。
▶ 南部で手足口病が急拡大、例年を上回るペースで進行
代表的な症状は、手のひら、足の裏、口の中にできる水疱や発疹です。
ただし、発疹はそれだけに限らず、膝・肘・おしりなどに見られることもあります。
発症初期には、微熱、軽いのどの痛み、食欲低下などが現れることがあります。口の中が痛むことで、食事や水分補給がしづらくなるケースも少なくありません。
◯よくある症状
手足口病は、主に10歳以下の乳幼児や小児に多く見られる病気です。
一方で、ベトナムでは大人の患者さんも比較的多い印象があると、ロータスクリニックでは感じているそうです。
また、同クリニックで診察している患者さんの様子からは、日本よりも症状が強く出ている方が多い傾向もうかがえるとのことです。
◯注意点
「子どもの病気」と思われがちですが、大人も感染します。ご家庭内でお子様が感染した場合は、看病する大人も体調変化に注意しましょう。
手足口病には、原因そのものに直接効く特別な薬はありません。
そのため、発熱、頭痛、かゆみ、口の中の痛みなど、それぞれの症状に応じた対症療法が基本になります。
特に注意したいのが脱水です。口の中が痛くて水分を十分にとれないと、症状が悪化しやすくなります。こまめな水分補給を意識してください。
手足口病の原因ウイルスは、鼻汁や便の中にも含まれます。
そのため、予防には手洗いの徹底がとても大切です。特に、おむつ交換後やトイレの後はしっかり手を洗うようにしましょう。
また、タオルや衣類などを通じて周囲に広がることもあるため、こまめな洗濯や衛生管理も心がけたいポイントです。
◯感染予防の基本
多くの場合は自然に回復していく病気ですが、まれに髄膜炎を併発することがあります。
強い頭痛や嘔吐を伴う場合、また高熱が続く場合は、自己判断せずに早めに医療機関を受診してください。
◯受診の目安
手足口病は自然に軽快することも多い一方で、症状の出方や水分摂取の状態によっては注意が必要です。
特に、小さなお子様は口の痛みで食事や水分が取れなくなりやすいため、無理をせず早めに相談しましょう。
また、大人でも症状が強く出ることがあるため、発疹や発熱、のどの痛みが気になる場合は医療機関に相談するのが安心です。
「ロータスクリニック」には、日本人医師・日本人看護師が常駐し、受付から診察、検査、会計まですべて日本語で対応しています。
ベトナムでの感染症やお子様の体調不良についても、日本語で相談できるため、初めての症状で不安な方にも心強い環境です。
手足口病が心配な方は、まずはメールや公式LINEでお気軽にお問い合わせください。

ロータスクリニックでは日本人医師・日本人看護師が様々な症状に対応しています。まずはメールや公式LINEでお気軽にご相談下さい。