<写真:tuoitre.vn>
ベトナムでは中秋節を前に「手作り」と称する食品の販売がインターネット上で急増している。
乾燥牛肉や月餅、ハムなどが多く出回っているが、賞味期限や原材料の記載がない製品が目立ち、食品衛生や安全性への懸念が高まっている。
これらの「手作り食品」は主に家庭や個人が製造し、FacebookやTikTokといったSNSを通じて販売されている。
味付けや見た目の工夫により一定の人気を集めているが、大半が衛生検査や品質保証を受けていないのが実情である。
ホーチミン市食品安全局のファム・カイン・フォン・ラン局長は「手作り食品は本来、家庭内での消費にとどめるべきである」と警告した。
その上で、市場での販売には原材料の証明書や製造者の健康診断書などの提出が必要であるとした。違反が確認された場合には厳正に対処する方針を示している。
さらに、一部では「手作り」と称しながら、実際には仕入れた商品にラベルを貼り替えて販売しているとの疑いもある。
専門家は「家庭製」という表示が消費者の安心感を誘う一方、実態が不透明なまま流通することで、食中毒などのリスクを高めていると指摘している。
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こうした状況に対し、正規の手続きを経て営業する食品事業者からは「品質管理を受けずに販売される手作り食品は不公平である」との不満の声も上がっている。
当局は今後、「手作り食品」に対する監視体制の強化を進めるとともに、商業的な取り扱いに関する法的枠組みの整備を検討する構えである。
































