<写真:thanhnien.vn>
ベトナム人民検察院は2月4日、総額12兆800億ドン(約725億5000万円)相当の金546kgを中国から密輸した事件において、主犯とされるラオカイ省の金製品店「ホアンフエ」の経営者、チャン・ティ・ホアン被告(41)に対し、懲役12〜13年を求刑した。
起訴状などによれば、ホアン被告は中国人女性「バー・ベオ」と共謀し、金を靴の中や身体に巻き付ける手法でラオカイ国際国境を越えて密輸を行っていた。
2024年9月から11月にかけて、被告は計97.3kgの金を購入しており、さらに共犯である元タントロン商事社社長のファム・トゥアン・ハイ被告からも424kgの金を仕入れていた。
ホアン被告の店舗従業員らは、密輸された金塊の表面の刻印をバーナーで焼き消した上で小分けし、ハノイ市などで販売していたとされる。
本事件では他に、ハイ被告に対して懲役11〜12年、ホアンフエ社の従業員4人には懲役18か月〜7年が求刑されている。
また、ベトナム金投資・商事社の副社長および会計責任者には、執行猶予付きの懲役刑が求められた。
加えて、同社は売上を正確に申告せず、二重帳簿を用いて一部の取引を脱税目的で隠蔽していた疑いがあり、2023年から2024年上半期にかけて法人税および付加価値税あわせて50億ドン(約2950万円)以上の税を回避していたとされる。
検察側は「この行為は金市場に深刻な影響を及ぼし、国家の管理体制に重大な支障を与えた」として、厳罰の必要性を強調するとともに、密輸された金546kg全量の没収も求めている。



































