<写真:laodong.vn>
米CBSの報道番組がベトナム最大級の洞窟ソンドンを特集し、国際的な関心が再び高まっている。
放送後は関連ツアーの需要が急増し、観光振興への波及効果が顕在化している。
米テレビ局CBSの看板番組「60ミニッツ」は3月30日、ソンドン洞窟を紹介する約12分の特集を放送した。
洞窟内部の巨大な空間や鍾乳石、地下河川などが「高層ビルを収容可能な隠れた世界」として描かれ、世界中の視聴者に強い印象を与えた。
同番組のオンライン再生回数は、放送後24時間で約800万回に達した。
さらにSNS上の関連動画も合計で約1800万回の視聴を記録している。
ソンドン洞窟の探検ツアーを独占運営するOxalis Adventureによれば、番組公開後、同社ウェブサイトへのアクセスは従来の約20倍に急増したという。
同洞窟はフォンニャ=ケバン国立公園内に位置し、世界自然遺産として知られている。
国際メディアによる継続的な露出が、同地域の観光価値向上に寄与していると専門家は指摘する。
撮影は1月中旬に4日間かけて行われ、番組司会のスコット・ペリーらが参加した。
安全確保のため英国洞窟協会の専門家ハワード・リンバートが同行し、約30人のスタッフが機材運搬や照明設置を担った。
放送の影響により、ソンドン洞窟の探検ツアーは2026年および2027年分がすでに完売している。
さらに2028年分の予約も伸び始めている状況である。
料金は約6000ドル(約90万円)と高額であるが、年間受け入れ人数を約1000人に制限することで希少性を維持し、環境保護と観光価値の両立を図っている。
ソンドン洞窟は2010年に国際的に紹介されて以降、英BBCのドキュメンタリーなど、世界的メディアに繰り返し取り上げられてきた。
今回のCBSによる報道は、未認知層への訴求を一層強める契機となり、今後の観光市場拡大に向けた重要な一歩と位置付けられる。



































