<写真:nld.com.vn>
ベトナム公安省は、道路交通の秩序・安全に関する行政処分を定めた政令168号の改正案について意見募集を行っている。
改正案では、違反処分の権限を大幅に見直す内容が盛り込まれている。
草案によると、職務執行中の人民公安の警察官は、現行の50万ドン(約3025円)から15倍となる最大750万ドン(約4万5375円)までの罰金を科す権限を持つ。
また、1500万ドン(約9万750円)以下の価値の違反物件や車両の没収も可能とする。
機動警察中隊長級の指揮官は、現行の150万ドン(約9075円)から10倍となる最大1500万ドン(約9万750円)の罰金を科すことができ、3000万ドン(約18万1500円)以下の物件や車両の没収権限を持つ。
さらに、警察署長、機動警察大隊長級、検問所長、隊長級は、現行の250万ドン(約1万5125円)から約9倍となる最大2250万ドン(約13万6125円)の罰金を科すことができるほか、一定期間の免許や資格証の使用停止、業務停止処分を行う権限を持つ。
没収可能な物件・車両の上限は4500万ドン(約27万2250円)とされる。
また、コミューンレベルの公安責任者は、現行の250万ドン(約1万5125円)から15倍となる最大3750万ドン(約22万6875円)までの罰金を科すことが可能となり、同様に資格停止や業務停止の権限も付与される。
このほか、公安省は政府への提出文書において、運転免許試験に関連する違反行為の処分権限についても交通警察に明確に付与することを提案している。
対象となる違反には、試験用ソフトや採点機器、試験車両の不正変更や使用、理論試験室内のコンピューターの不正接続、採点機器の不正確な稼働の放置、試験場や車両への規定外の標識設置などが含まれる。
これらの改正は、公安省が運転免許の管理、試験、発給に関する国家管理業務を交通運輸省(現・建設省)から引き継いだことに対応するものである。
改正政令は承認された場合、7月1日に施行される見通しで、一部の特別規定は2028年1月1日および2029年1月1日から段階的に施行される予定である。


































