ホーチミンからバスで片道1時間程度で行くことのできる観光地、メコンデルタ。
現地旅行会社や日系旅行会社がホーチミンからメコンデルタへ日帰りツアーを行っており、1日でメコンデルタを満喫することができます。
メコンデルタへのツアーでは、豊かな自然や落ち着いた田舎の風景を楽しむことができます。
今回はメコンデルタまでの行き方や、おすすめのツアー会社、POSTEスタッフが実際にメコンデルタツアーに参加した様子を紹介します。

メコンデルタはベトナム南部、メコン川河口に広がる低湿地帯です。
メコンデルタの源流は、名前からもわかる通りメコン川。
メコン川の支流が無数に枝分かれするように広がり、それを結ぶ網目のように広がる水路が複雑な水域をつくりだしている地域です。
メコンデルタの総面積は3万9000平方キロメートルとも言われており、西側の町はカンボジアとの国境に面しています。
そんなメコンデルタ地方では、メコン川を下るメコンデルタツアーが日本人観光客から人気を集めています。
ジャングルのような細い水路を小さい船で進むツアーが特に人気です。
ホーチミンから遠くない距離に位置するメコンデルタには、豊かな自然や水上マーケットなどが広がり、東南アジアらしい雰囲気を楽しむことができます。
メコンデルタは11月〜5月が乾季で、最も過ごしやすいとされています。
特に、11月〜2月が暑すぎず、観光に適しています。
6月〜10月は雨季のため、スコールに見舞われることがよくあります。
12の省にまたがる地方を指すメコンデルタはベトナム南部に位置しています。
広大な面積を誇るメコンデルタですが、その玄関口として有名なのが「ミトー」です。
ホーチミンの市内中心地からミトーまでは約70kmで、車で1時間30分〜2時間程度で行くことができます。
ホーチミン市内からメコンデルタまではツアーに参加し、バスで行くのが一般的です。
ホーチミンから日帰りで楽しむことのできるメコンデルタツアー。
ホーチミンへの旅行で時間に少し余裕がある方はもちろん、ホーチミンの在住者でも楽しむことができます。
しかし、どこのツアー会社を使うのがいいのか、申し込みはどこですればいいのかなど、わからない方も多いと思います。
ここではメコンデルタツアーを行っているおすすめの旅行会社を紹介します。

日本でも有名な旅行会社「旅工房」のベトナム支店でもメコンデルタツアーを受け付けています。
ココナッツ・キャンディ工房、果物園、蜂蜜農園などの見学、手漕ぎボートでメコン川クルーズ、ランチなどが含まれた日帰りツアーが45ドル(約5000円)です。
問い合わせから予約、ツアーガイドまでずべて日本語対応なので、英語やベトナム語がわからない方でも安心してメコンデルタツアーに参加することができます。
現地ツアー会社に比べ、少し値段は高いですが、ツアーに含まれるランチも他の旅行会社が行っているメコンデルタツアーよりしっかりしているため、満足度が高いと好評です。
「シンツーリスト(Sinh Tourist)」はホーチミンを拠点にするベトナムの大手旅行会社です。
ツアー代金がとても安く、ベトナム人だけでなく日本人をはじめとする外国人でも利用する人が多くいます。
しかし、「シンツーリスト」はアジアならではのツアーの雑多感も否めないので、英語がわからない方は初めてアジアでツアーに参加される方などは少し不安に感じることも多いかもしれません。
「シンツーリスト」のメコンデルタツアーは日帰りだけでなく、3日間のツアーなどもあり、ツアーの種類は豊富です。また、英語対応可能な旅行会社なので、ベトナム語がわからなくても安心です。
「ベトナムファントラベル(Vietnam Fun Travel)」はホーチミンに拠点を置く旅行会社です。
メコンデルタツアーは日帰りのツアーから2日間のツアー、その他観光地も組み込まれたパッケージツアーなどがあります。
カスタマーセンターが英語で24時間対応してくれるところがおすすめポイントです。
「TNK&APTトラベルJAPAN」は日本人とベトナム人が共同で設立した旅行会社です。
日帰りメコンデルタツアーや貸切ツアーなどツアーはバラエティに富んでいます。
また、「TNK&APTトラベルJAPAN」の公式HPは日本語で、日本語対応もしてくれます。はじめてベトナムに行く方でも安心してツアーに参加することができます。
「レス・リバーズ(Les Rivers)」はバスではなくスピードボートのツアーに特化した旅行会社です。
そのためメコンデルタへもホーチミンからスピードボートで行くツアーを楽しむことができます。
『忘れられない旅に連れて行く』をコンセプトに掲げており、普段のバス旅行とは異なるベトナムならではの経験ができると人気を集めています。
「サイゴンリバーツアー(Saigon River Tour)」はスピードボートツアーを主に取り扱う老舗の旅行会社です。一般的なメコンデルタツアーはゆったりとしたクルーズが多いですが、「Saigon River Tour」はスピードボートでクルーズするため、他とは違う経験ができます。クチトンネルやホーチミンの夕日を楽しむボートツアーも用意されているので、気になる方は要チェックです。

メコンデルタツアーへの申し込みはツアーを行っている旅行会社に直接問い合わせて申し込みをするのが一般的です。
しかし、バックパッカー街として知られるブイビエン周辺の旅行代理店でも申し込みが可能です。
ここからは、POSTEスタッフが実際にホーチミンからメコンデルタツアーに参加した様子を紹介します。
今回利用したのは、「シンツーリスト」の日帰りメコンデルタツアーです。
ツアー参加数日前に、デタム(De Tham)通りにある「シンツーリスト」の窓口に行き、メコンデルタツアーで一番有名な「ミトー(My Tho)」行きのツアーの申し込みをしました。

今回のツアーの集合時間は朝8時15分。
まずは、「シンツーリスト」の窓口で受付を済ませます。
バスが来るまで、待合室で待つようにと言われたので待機。
同じ時間に様々なツアーが出発するようで、待合室はかなり混雑していました。
混雑故に、騒がしく、どのツアーがバスに呼ばれているのか、少しわかりにくかったので注意が必要です。

参加予定のツアーが呼ばれ、バスに乗り込みます。
バスは一般的な観光バス。このバスに乗り、約1時間で「ミトー」に到着です。
今回のツアーは英語を話すことができるガイドが同行していて、当日のスケジュールなどを説明してくれました。

バスが到着した場所は、メコン川の船乗り場のような場所でした。
帽子を売る売店もあります。
この日はかなり暑く、ここで帽子を買うツアー参加者もチラホラいました。

公衆お手洗いもあり、10分くらいトイレ休憩をしてから、歩いて船乗り場に移動します。

歩いてすぐの船着場からボートに乗り込みます。

クルーズ船はワラのような素材でできたベンチが設置されていました。

ボートがスタートすると広大なメコン川の景色が広がります。
メコン川流域で生活をしている人の家や漁師なども見ることができました。

ボートに約10分ほど揺られ、島のような所に到着。
観光用に道は舗装されていますが、そのほかはジャングルのような自然が広がります


フルーツの王様と呼ばるジャックフルーツやベトナムで有名なココナッツも見ることができます。

さらに進んでいくと、ライスペーパーの製造工程を実演してくれる場所に。
どのようにライスペーパーが作られているのかを間近で見ることができます。

また、その場でライスペーパーを焼いたおせんべいのようなお菓子も作ってくれました。
実際に食べてみると、パリパリで少し甘さもあり、おいしかったです。

さらに移動してから念願のランチタイム。
ランチのメインディッシュはメコンデルタツアーの名物「象耳魚」のフライです。
少し、衝撃を受ける見た目で、ツアー参加者は皆写真をとっていました。
ライスペーパーで生春巻きのようにして食べます。
川魚ですが臭みはそれほど強くなく、味は白身魚のようで美味しかったです。

ランチを終えて、ボートに戻り、別の場所に移動します。
より奥地に来ているのか、広がる景色のジャングル感が増してきます。

次に到着した場所からはなんと馬車で移動!
日本ではなかなかできない経験でワクワクです。

5分くらい馬車で移動し、到着した場所ではお土産なども販売されていました。


到着した場所では、そこの場所で取れているハチミツを使ったハニーティーをベトナム伝統の民謡を聞きながら試飲できます。
はちみつが気に入ったらその場で購入することもできるようでした。

フルーツも無料でサービスしてくれました。

ハニーティーとベトナムの民謡を楽しんだ後は、これまで乗ってきたボートより小さい船に乗り換え。
この船は後ろで舵取りをするおばちゃんが途中まで人力で漕いで進めてくれます。
船からは遠くまで広がるマングローブの景色を楽しむことができます。

参加者が漕ぐ体験をすることもできますが......役に立っているかはわかりませんね。

マングローブの景色を楽しんだ後は最初に乗ってきたようなボートに乗り換え、さらに移動します。
最後に到着した場所ではココナッツキャンディー工場を見学することができました。
ココナッツの実を取り出すところからキャンディーにする工程をみることができます。

圧力を使って、ココナッツミルクを取り出します。

砂糖などの材料をココナッツミルクに加えて

温め混ぜながら、キャンディーを作っていきます。

成形前のココナッツキャンディーも見ることもできます。

手作業でカットから梱包までしていました。
出来立てのココナッツキャンディーを試食することもできますし、お土産に購入することもできます。
一袋5万ドン(約150円)程度でお得に購入ができますが、購入してから時間が経つと味が落ちてしまうので、できるだけ早く食べるのがおすすめだそうです。

ココナッツキャンディー工場の見学が終了し、ボートでバスを降りた船着場まで戻りました。
ツアーが終わったのが17時頃。
ここからホーチミンまでバスで約1時間かけて戻り、ホーチミンに到着したのはだいたい18時頃でした。
いかがでしたでしょうか?
今回はメコンデルタツアーを行っている旅行会社の紹介や実際にツアーに参加してみた様子を紹介しました。
ツアーの内容にもよりますが、短いものだと日帰りでメコンデルタを満喫することができます。
ホーチミン在住で週末に出かけたい方、ホーチミンへ旅行に来たけれど観光地は周り尽くしてしまったという方はぜひメコンデルタツアーに参加してみてはいかがでしょうか?
※この記事に記載されている情報は2019年2月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。
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