ハノイでお子様の進学先を探している方の中には、インターナショナルスクールを候補に入れている方もいらっしゃいますよね。
ハノイには、IB、英国式、米国式、シンガポール式、日本式バイリンガルなど、さまざまなカリキュラムの学校があります。
選択肢が多い一方で、学費・英語サポート・通学距離・卒業資格をきちんと比較しないと、入学後にミスマッチが起こることもあります。
今回は、2026年4月時点の最新情報をもとに、ハノイの主要インターナショナルスクールと、学校選びで知っておきたい用語をわかりやすくまとめました。
結論から言うと、ハノイでインターナショナルスクールを選ぶ際は、知名度だけでなく、家庭の教育方針と子どもの現在地に合っているかを見ることが重要です。
例えば、将来の海外大学進学を重視するならIBや英国式・米国式の上位校が候補になります。
一方で、日本語や日本式教育も大切にしたい場合は、Japan International Schoolのような日本系・バイリンガル校も選択肢になります。
学費は学校や学年で大きく異なり、2025〜2026年度では年間数億ドンから10億ドン超まで幅があります。
UNIS、BIS、Concordia、St. Paulなどは高額帯に入り、JISや一部バイリンガル校は比較的検討しやすい価格帯もあります。
インターナショナルスクールとは、主に外国人家庭や国際教育を希望する家庭の子どもが通う学校です。授業は英語で行われることが多く、国際的なカリキュラムに基づいて学びます。
ハノイでは、国際バカロレア(IB)、英国式、米国式、シンガポール式、バイリンガル式など、学校ごとに教育方針が異なります。
セミインターナショナルスクールやバイリンガル校は、英語だけでなく、ベトナム語や日本語など複数言語を使って学ぶ学校です。
完全な英語環境のインターナショナルスクールより学費が抑えられることもありますが、子どもにとっては複数言語で学ぶ負担もあります。
ハノイでは、BVIS Hanoiのように英国式カリキュラムとベトナム語教育を組み合わせた学校や、JISのように日本式・国際式を組み合わせた学校があります。

ハノイのインターナショナルスクールの学費は、学校・学年・カリキュラムによって大きく異なります。
2026年時点では、幼稚園・低学年で年間1億〜5億ドン台、高学年・高校課程では年間6億〜10億ドン超になる学校もあります。
| 価格帯 | 目安 | 該当しやすい学校タイプ |
|---|---|---|
| 比較的抑えめ | 年間1億〜3億ドン台 | バイリンガル校、一部ローカル系国際校 |
| 中〜高価格帯 | 年間4億〜7億ドン台 | 英国式・米国式・IB校の低〜中学年 |
| 高価格帯 | 年間8億ドン以上 | IB・米国式・英国式の上位学年、高校課程 |
例えばConcordia Hanoiは2026-2027年度の学費を公式FAQで公開しており、Grades 1-5で861,787,000ドン、Grades 11-12で1,038,822,000ドンと案内しています。
St. Paul American School Hanoiも2026-2027年度学費を公開しており、Elementary Grades 1-5で666,000,000ドン、High School Grades 9-12で855,000,000ドンです。
| 学校名 | 主な特徴 | カリキュラム | 学費感 |
|---|---|---|---|
| Hanoi International School | 中心部に近く、IB校として知られる | IB | 中〜高 |
| UNIS Hanoi | 国連系の歴史ある名門校 | IB | 高 |
| BIS Hanoi | Nord Anglia系列の英国式校 | 英国式・IBDP | 高 |
| Concordia Hanoi | 米国式、少人数・大学進学実績重視 | 米国式 | 高 |
| St. Paul American School Hanoi | 広いキャンパスを持つ米国式校 | 米国式 | 中〜高 |
| ISPH | ParkCity内の英国式校 | 英国式・Cambridge | 中〜高 |
| BVIS Hanoi | 英越バイリンガル教育 | 英国式+ベトナム語 | 中〜高 |
| Japan International School | 日本式・国際式を組み合わせた学校 | 日本式・Cambridge等 | 比較的抑えめ〜中 |

2026年時点では、ハノイの主要インターナショナルスクールは、円換算で年間300万円を超えるケースも珍しくありません。
特に上級学年では、授業料だけでなく、登録料、保証金、スクールバス、給食、制服、EALサポート費用なども加わります。
バーディン区に位置する「ハノイインターナショナルスクール(HIS)」は、3〜18歳を対象とする一貫校です。
IBプログラムを提供する学校として知られ、英語サポートや少人数教育にも力を入れています。
公式サイトでは2025-26年度・2026-27年度の学費ページが公開されており、最新の費用確認が可能です。住所は48 Lieu Giai Street, Giang Vo Ward, Hanoi Cityと案内されています。
1988年に設立された「UNIS Hanoi」は、ハノイを代表する名門インターナショナルスクールのひとつです。3〜18歳を対象とし、国際バカロレア(IB)の一貫教育を提供しています。
UNIS Hanoiは2025-2026年度のTuition & Feesを公式に公開しており、出願料や授業料、デポジットなどが年度ごとに案内されています。
「BIS Hanoi」は、Nord Anglia Education系列の英国式インターナショナルスクールです。英国式カリキュラムを軸に、上級学年では国際的な大学進学を見据えた教育を行っています。
2025-2026年度の公式学費案内では、Foundation Stageの登録料が23,600,000ドン、Primary・Secondaryの登録料が70,800,000ドンと案内されています。
2011年開校の「Concordia Hanoi」は、米国式カリキュラムを提供する学校です。WASC認定校として知られ、少人数制や大学進学サポートを重視する家庭に人気があります。
2026-2027年度の公式FAQでは、Preschoolが558,034,000ドン、Grades 1-5が861,787,000ドン、Grades 11-12が1,038,822,000ドンと案内されています。
「St. Paul American School Hanoi」は、ハノイ郊外に広いキャンパスを持つ米国式インターナショナルスクールです。小中高一貫校で、英語サポートやスポーツ施設も特徴です。
2026-2027年度の公式学費案内では、Elementary Grades 1-5が666,000,000ドン、Middle School Grades 6-8が778,000,000ドン、High School Grades 9-12が855,000,000ドンと案内されています。
「ISPH」は、ParkCity Hanoi内にある英国式インターナショナルスクールです。英国カリキュラムとCambridge系プログラムを軸に、幼児期から上級学年まで学べる一貫校です。
公式サイトでは2025-26年度のSchedule of Feesが公開されており、英語・ベトナム語・韓国語版の学費資料が案内されています。
「Singapore International School @ Van Phuc」は、シンガポール系教育グループによる学校です。シンガポール・国際系カリキュラムを軸に、英語教育や中国語教育にも触れられる点が特徴です。
旧記事では住所にビンズオンの情報が混在していましたが、ハノイのVan Phuc校はBa Dinh区のVan Phuc Diplomatic Compound内にあります。
「BVIS Hanoi」は、英国式カリキュラムをベースに、ベトナム語・ベトナム文化教育も組み合わせたバイリンガル系インターナショナルスクールです。英語環境に加え、ベトナム語も大切にしたい家庭に向いています。
2025-2026年度の公式学費ページでは、Primary・Secondaryの登録料が70,800,000ドン、Early Yearsの登録料が23,600,000ドン、返金可能な保証金が35,400,000ドンと案内されています。

「ベトナム日本国際学校(JIS)」は、日本式教育と国際教育を組み合わせた学校です。日本語・英語・ベトナム語を取り入れた教育を行っており、日本人家庭にも検討しやすい学校のひとつです。
JIS公式サイトでは、2026-2027年度の学費・サービス費用案内が公開されています。学費はプログラムや学年によって異なるため、入学前に公式資料で確認するのが安全です。

BIS Hanoiは英国式カリキュラムを軸に、Nord Anglia Educationのネットワークを活用した教育を行う学校です。英語環境で英国式の学びを進めたい家庭に向いています。
UNIS HanoiはIB一貫校として知られ、国際機関関係者や多国籍家庭からも人気があります。IBの探究型学習や国際的な進学ルートを重視する家庭に向いています。
BISはVinhomes Riverside内にあり、比較的新しい住宅エリアとの相性が良い学校です。UNISはCiputraエリアにあり、西湖周辺やCiputra周辺に住む家庭にとって通学しやすい立地です。
どちらもスクールバスや課外活動がありますが、通学時間は住居エリアによって大きく変わります。学校選びと住居選びはセットで考えるのがおすすめです。
多くのインターナショナルスクールでは、オンライン問い合わせ、学校見学、書類提出、英語力確認、面接、学力テストなどの流れで入学審査が行われます。
英語を母語としない生徒は、EALやESLサポートの有無が非常に重要です。学校によって受け入れ枠や優先順位も異なるため、早めの問い合わせをおすすめします。

英語で日常的に学ぶため、英語力を伸ばしやすい環境です。ただし「英語を学ぶ」のではなく「英語で学ぶ」ため、入学初期のサポート体制は必ず確認しましょう。
多国籍の友人や教員と関わることで、異文化理解や自分の意見を表現する力を育てやすくなります。
IB、A Level、AP、米国式ディプロマなど、国際的に認知された資格・カリキュラムを選べる学校では、海外大学進学の選択肢が広がります。

ハノイの主要インターナショナルスクールは、学年が上がるほど学費が高くなります。授業料以外に、登録料、デポジット、施設費、スクールバス、給食、制服、EALサポート費などがかかることもあります。
日本語での国語力や日本の受験制度に対応するには、家庭学習や補習校、オンライン学習などを併用する必要が出る場合があります。
英語だけでなく、授業の進め方、発言の多さ、宿題の形式、評価方法なども日本の学校とは異なります。特に編入直後は子どもの負担を見ながら進めることが大切です。

英語を母語としない生徒向けの英語サポート。学校によって追加費用がかかる場合があります。
国際バカロレア。探究型学習を重視する国際教育プログラムです。
16〜19歳向けのIBディプロマ資格プログラム。海外大学進学で評価されることがあります。
英国式教育で使われる14〜16歳向けの国際教育修了資格です。
英国式の大学進学資格。英国や英連邦系大学を目指す場合に重要です。
米国式の大学初級レベル科目。米国大学進学で評価される場合があります。
学校の教育水準や運営体制を評価する国際的な認定機関です。
出願料。返金不可のことが多い費用です。
登録料・入学手続き費。入学時に一度だけかかることが多い費用です。
保証金。条件を満たせば退学時に返金されることがあります。
授業料。年払い・学期払い・分割払いなど学校によって支払い方法が異なります。
学校や学年によって大きく異なります。2026年時点では、比較的抑えめの学校で年間1億〜3億ドン台、高額校では年間8億〜10億ドン超になることもあります。
ConcordiaやSt. Paulのように2026-2027年度の公式学費を公開している学校もあります。
学校によります。EAL/ESLサポートがある学校も多いですが、学年が上がるほど英語力が求められます。入学前に英語サポートの内容と追加費用を確認しましょう。
日本の学校への復帰を重視するなら、日本語学習や日本式カリキュラムの継続も考える必要があります。日本人学校、JIS、補習校、オンライン学習なども含めて検討すると安心です。
ハノイには、IB、英国式、米国式、バイリンガル、日本式国際校など、多様なインターナショナルスクールがあります。選択肢が多い一方で、学費やカリキュラム、英語サポート、通学距離、将来の進路は学校ごとに大きく異なります。
学校選びでは、知名度や学費だけで決めず、子どもの性格、英語力、将来の進路、日本語教育の必要性まで含めて比較することが大切です。気になる学校があれば、早めに学校見学や入学相談を申し込みましょう。