ベトナム・ラオカイ省の山間部にある町「サパ(Sapa)」をご存じですか?
サパは標高約1600mに位置する、中国との国境にある小さな町です。
かつてフランス植民地時代の避暑地として開発された地で、現在では美しい棚田と少数民族に出会える秘境として、観光スポットとなっています。
今回は、そんなサパの見所やホテル、ローカルフードなどをご紹介します!
ハノイ市からリムジンで4〜5時間、ミーディンターミナルからはバスで1人23万〜35万ドンほどです。
自動車の場合、ノイバイ〜ラオカイ間の高速道路を通り、4D道路に入ると、サパに到着します。道路は走りやすいですが、天候には特に注意が必要です。
ハノイ〜ラオカイの列車は毎日運行しており、4時間の列車の旅の後、バスまたはタクシーでサパの街へ行くことができます。
列車のチケットは、座席クラスや列車の種類により異なりますが、1人あたり16万~80万ドンです。
ベトナム北西部の標高約1600mに位置するサパは、一年を通して涼しい気候です。
6月〜9月は天候に恵まれ、平均気温は20〜25度と快適です。
早朝と夕方5時以降は16度前後まで下がり、鮭鍋や串焼きなどの名物料理を楽しむのにもピッタリです!
9月〜11月にかけては棚田が黄金色になり、稲刈りの季節を迎えます。
寒いのが平気という方には、12月〜2月にかけての冬もおすすめです。
山頂に雪や氷が積もることもありますが、頻繁にあるわけではありません。

インドシナ半島で最も高い標高3147.3mのファンシーパン山は、「インドシナの屋根」と呼ばれています。
ケーブルカーやロープウェイを乗り継いで山頂を目指すことができます。
料金は、サパ中心の駅からロープウェイ乗り場までのケーブルカーが往復10万ドン、ロープウェイが往復75万ドンです。
3141メートルの頂上までは、徒歩または追加で7万ドンを支払い、ロープウェイの終点からケーブルカーでアクセスすることができます。

さらに、山頂付近を往復するケーブルカーの駅と駅の間には、高さ21メートルの巨大な仏像があります。
徒歩の場合は600段の階段を上るまたは下らなければならないため、歩くのが大変そうな場合はケーブルカーから眺めることをおすすめします。

サパ市街のハムロン(Ham Rong)山の麓にあり、20世紀にフランス人によって建てられたゴシック様式の石造りの教会は、サパの観光シンボルとなっています。
教会の前には、毎週土曜日の夕方に歌で愛を伝え合う「歌垣(うたがき)」と呼ばれるロマンチックな風習があったと伝えられる「愛の市場」があります。
これは、少数民族モン族とザオ族の伝統文化で、色鮮やかな民族衣装に身を包んだ若い男女が、踊りやパンパイプの演奏、歌、伝統的なゲームを通じて、愛と親愛のメッセージを交換していたのだそう。

サパ市街地から12kmほど離れたタフィン村には、赤ザオ族が住んでおり、古くから薬草を栽培してきました。
赤ザオ族は、森で収穫した葉や樹皮を使用する薬草風呂に浸かる習慣があります。
薬草風呂には、病気を防ぎ、出産直後の女性は薬草風呂に浸かると、すぐに身体の調子が戻るとも言われています。
現在、タフィン村には温泉があり、入浴サービスを提供しています。
薬草風呂に浸かって旅の疲れを癒すのもおすすめです。

サパの中心部から2kmほど離れたところにあるCat Cat村には、モン族が住んでおり、織物や銀細工、宝飾品などの伝統工芸が販売されています。
美しい景色から、写真を撮影する人も多く、民族衣装のレンタルも行われています。
村への入場券は1人5万ドンです。

オクイホ(O Quy Ho)峠にあるロンマイ観光エリアの吊り橋は、高さ500mの場所にあり、サパの美しい景色wp眺めることができます。
橋はガラス張りで、長さは60mとスリル満点。風が強い場合は揺れる箇所もあるのだそう。
こちらのエリアにはバンジージャンプやジップライン、パラグライダーなどもあります。

サパには、モン族、ザオ族、ザイ族、サフォー族、タイ族などの少数民族が住んでおり、自然との調和を図りながら、互いに共存しています。
ムオンフム(Muong Hum)やバックハー(Bac Ha)など、毎週日曜日の朝には、町の周辺で市場が開かれており、土産物の購入や郷土料理を楽しむことができます。

サパでは、地元のソーセージを使ったモン族のピザを食べることができます。
発酵させた小麦粉とトマトソース、チーズを使ったイタリアの伝統的なピザ生地の作り方はそのままに、焼きあがった生地にソーセージを並べ、コリアンダーやミントなどのハーブを加えていただきます。

一年を通して涼しく肌寒い気候のため、サパは鮭の飼育に最適な場所です。
そのため、スープやサラダ、きのこや野菜が入った酸っぱい鍋など、様々なサーモン料理が提供されています。

独特の香りを持つ料理として知られるタンコーは、馬や水牛の肉や内臓で作られるモン族の代表的な料理で、200年以上の歴史があります。
主な材料は馬や水牛の肉、骨、内臓で、カルダモン、シトロネラ、ショウガ、スターアニス、シナモンバークなど20種類以上のハーブやスパイスと一緒に煮込みます。

コンスイ(Con Sui)はサパに住む中国系の人々が発祥とされる麺料理です。
米麺、カリカリに揚げたエシャロット、ローストピーナッツ、ハーブ、唐辛子、牛肉、ディッピングソースと一緒にいただきます。

サパは串焼きも名物。
炭火で香ばしく焼いた肉や野菜の串焼きは、繁華街の屋台で味わうことができます。
サパには、ユニークな建築や設備が国際的な旅行雑誌に取り上げられた高級リゾートがあります。

フランス領インドシナ時代の建築風でイエローの色調と輝くドームが印象的な「Mgallery」。
外観同様、内装も美しく、どこを歩いても非日常を味わうことができ、写真映えも◎
客室は1920〜30年のサパで現地民族が使っていたデザインを踏襲し、明るくカラフルな色使いになっています。
ホテル内からはレトロなケーブルカーでファンシパンの登山口へ行くこともでき、観光にも便利です。

ホアンリエン国立公園の丘の上に建つ「トパスエコロッジ」は、ナショナルジオグラフィックによって認定された世界でもとてもユニークなロッジです。
客室は周辺の山々から採石された地元の白い花崗岩で作られており、それぞれ谷を見下ろす専用バルコニーが付いています。
施設内にはレストランやフルサービススパ、美しい山々を眺めることができるプールなどがあります。

「Silk Path Grand」は、サパの中心にあるミニヨーロッパと呼ばれる5つ星のリゾートです。
施設内にはレストラン、ジム、プール、キッズクラブ、スカイラウンジ、カラオケなどもあります。
また、スパではスウェーデン式マッサージやホットストーンマッサージの他、赤ザオ族伝統の薬草風呂に浸かることも可能です。

「サパ ジェイドヒル」は、街の中心部から少し離れた、静かな丘の中腹に位置する高級リゾートです。
大自然に囲まれたリゾートでは、一般客室、バンガロー、ヴィラタイプから客室を選ぶことができます。
リゾート内には、サパと北西部の名物料理を専門とするレストランがあり、壮大な景色を望むプール、レンタルサイクルなどもあります。
いかがでしたか。
今回はサパの見所やローカルグルメ、リゾートホテルなどをご紹介しました。
サパ旅行の際には参考にしてみてくださいね!
※この記事に記載されている情報は2022年8月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。