2018年04月24日(火)00時00分 公開 公開
ベトナムコーヒー完全ガイド|飲み方・お土産・注意点【2026年版】
ベトナムコーヒー完全ガイド|飲み方・お土産・注意点【2026年版】

世界有数のコーヒー生産国として知られるベトナム。街角のローカルカフェから大型チェーン、専門ロースターまで、ベトナムでは日常のあらゆる場面でコーヒーが楽しまれています。

 

特に練乳をたっぷり使った「カフェスアダー」は、濃厚で甘いベトナムコーヒーの代表格。観光中の休憩はもちろん、お土産としても人気があります。

 

この記事では、2026年4月時点のベトナムコーヒー事情をもとに、特徴、飲み方、人気チェーン、お土産、偽コーヒーの注意点までわかりやすく紹介します。

この記事のポイント
  • ベトナムコーヒーと日本のコーヒーの違いがわかる
  • カフェスアダーなど定番メニューがわかる
  • 人気コーヒーチェーンの特徴がわかる
  • お土産におすすめのコーヒーがわかる
  • 偽コーヒーを避けるための注意点がわかる

結論|ベトナムコーヒーは「濃い・苦い・甘い」が魅力

ベトナムコーヒーの最大の特徴は、ロブスタ豆を使った力強い苦味と、練乳や砂糖を合わせた濃厚な甘さです。

 

日本でよく飲まれるアラビカ中心のすっきりしたコーヒーとは違い、ベトナムでは苦味の強いロブスタを、練乳、氷、ココナッツミルク、卵クリームなどと合わせて飲む文化が根付いています。

項目 ベトナムコーヒー 日本で一般的なコーヒー
主な豆 ロブスタ種が中心 アラビカ種が中心
味の特徴 苦味が強く濃厚 香り・酸味・バランス重視
飲み方 練乳・砂糖・氷を使うことが多い ブラック、ラテ、ドリップなど
抽出方法 フィンでゆっくり抽出 ドリップ、エスプレッソなど

ベトナムは世界有数のコーヒー大国

ベトナムコーヒーの特徴

ベトナムはブラジルに次ぐ世界第2位規模のコーヒー生産国として知られ、特にロブスタコーヒーの生産では世界的に大きな存在感があります。

 

ベトナムの主要なコーヒー産地は、中部高原のダクラク省、ラムドン省、ザライ省など。ダラット周辺ではアラビカ豆の栽培も行われ、近年はスペシャルティコーヒーや自家焙煎カフェも増えています。

 

2025年にはコーヒー輸出額が過去最高水準となり、ベトナムコーヒーは量だけではなく品質やブランド力の面でも注目されています。

ベトナムと日本のコーヒーは何が違う?

豆の違い

  • ベトナム:苦味とカフェインが強いロブスタ豆が中心
  • 日本:香りや酸味が豊かなアラビカ豆が多い

ロブスタ豆は力強い苦味があり、練乳や氷と合わせても味が負けにくいのが特徴です。そのため、ベトナムの濃厚なアイスコーヒーに向いています。

甘さの違い

ベトナムでは、ブラックコーヒーを注文しても砂糖が入っていることがあります。甘くないコーヒーを飲みたい場合は、注文時に「No sugar」または「không đường」と伝えましょう。

 

ただし、ローカル店では発音が伝わりにくいこともあるため、観光客は英語で「No sugar」と伝える方が無難です。

ベトナムで飲みたい定番コーヒーメニュー

カフェスアダー(Cà phê sữa đá)

練乳入りのアイスコーヒーです。ベトナムコーヒーの定番で、濃いロブスタコーヒーと練乳の甘さがよく合います。

カフェデンダー(Cà phê đen đá)

ブラックのアイスコーヒーです。ただし砂糖入りの場合もあるため、無糖が良い場合は「No sugar」と伝えましょう。

エッグコーヒー(Cà phê trứng)

卵黄と砂糖を泡立てたクリームをコーヒーにのせた、ハノイ発祥の名物コーヒーです。デザート感覚で楽しめます。

ココナッツコーヒー(Cà phê dừa)

ココナッツミルクやココナッツアイスを合わせたコーヒーです。暑い日の休憩にぴったりで、観光客にも人気があります。

ソルトコーヒー(Cà phê muối)

塩味のクリームを合わせた中部フエ発祥のコーヒーです。近年はホーチミンやハノイのカフェでも見かけるようになっています。

2026年版|人気コーヒーチェーン

Highlands Coffee(ハイランズコーヒー)

ベトナムを代表する大手コーヒーチェーンです。ホーチミン、ハノイ、ダナンなど主要都市のショッピングモール、オフィスビル、観光地周辺に多く、旅行者にも使いやすいカフェです。

定番のベトナムコーヒーに加え、フリーズ系ドリンク、紅茶、バインミーなどの軽食もあります。

Phúc Long Coffee & Tea(フックロン)

紅茶メニューでも有名なベトナム発の人気チェーンです。コーヒーだけでなく、ミルクティーやフルーツティーを楽しみたい方にもおすすめです。

Trung Nguyên Legend(チュングエン・レジェンド)

ベトナムコーヒーを語る上で外せない老舗ブランドです。カフェ利用はもちろん、G7インスタントコーヒーや豆・粉コーヒーのお土産購入にも向いています。

Katinat(カティナット)

若者を中心に人気が高まっているベトナム発のカフェチェーンです。洗練された店舗デザインと、コーヒー・ティー系ドリンクの豊富さが特徴です。

The Coffee House(ザ・コーヒーハウス)

以前から人気の高いベトナム発チェーンですが、近年は店舗整理や再編も進んでいます。営業店舗はエリアによって異なるため、行く前にGoogleマップで確認すると安心です。

偽コーヒーに注意

ベトナムでは過去に、コーヒー豆ではなく大豆やトウモロコシ、香料、着色料などを混ぜた「偽コーヒー」が摘発された事例があります。

 

特に市場や無名ブランドの極端に安い粉コーヒーには注意が必要です。お土産用に購入する場合は、スーパー、公式ショップ、信頼できるコーヒーブランドを選びましょう。

偽コーヒーを避けるポイント

  • 極端に安い粉コーヒーは避ける
  • メーカー名・成分表示・賞味期限を確認する
  • 市場よりもスーパーや公式店で購入する
  • 豆のまま購入できる商品は比較的安心
  • 香料が強すぎる商品は好みが分かれるため少量から試す

お土産に人気のベトナムコーヒー

G7インスタントコーヒー

G7インスタントコーヒー

ベトナム土産の定番です。3in1タイプはコーヒー、砂糖、ミルクが入っており、お湯を注ぐだけでベトナム風の甘いコーヒーを楽しめます。

スーパー、コンビニ、空港などで買いやすく、ばらまき土産にも向いています。

ジャコウネココーヒー(Cà phê chồn)

ジャコウネココーヒー

高級コーヒーとして知られるジャコウネココーヒーは、お土産として人気があります。ただし、安価な商品には香料で風味を付けただけのものや、品質が不明なものもあるため注意が必要です。

購入する場合は、信頼できるブランドや直営店、成分表示が明確な商品を選びましょう。

CON SOC COFFEE(リスコーヒー)

CON SOC COFFEE

リスのイラストで知られるベトナムコーヒーブランドです。ヘーゼルナッツ風味など飲みやすい商品もあり、パッケージもかわいいためお土産に向いています。

Trung Nguyênの豆・粉コーヒー

ベトナムの有名コーヒーブランドで、スーパーや直営店で購入できます。濃いめのベトナムコーヒーを自宅で再現したい方におすすめです。

スターバックスのベトナム限定グッズ

スターバックスベトナム限定グッズ

コーヒー豆だけでなく、タンブラーやマグカップなどのベトナム限定グッズもお土産として人気があります。

ベトナム流コーヒーの淹れ方

ベトナムコーヒーは「フィン」と呼ばれる金属フィルターでゆっくり抽出します。

  1. カップに練乳を入れる
  2. フィンにコーヒー粉を入れる
  3. 少量のお湯を注いで蒸らす
  4. さらにお湯を注ぎ、5〜10分ほど待つ
  5. 抽出後によく混ぜる
  6. 氷を入れたグラスに注げばカフェスアダーの完成

濃い味が好きな方は粉を多めに、飲みやすくしたい方は氷やミルクを多めにすると調整しやすいです。

よくある質問

ベトナムコーヒーはなぜ甘いのですか?

ロブスタ豆の苦味が強いため、練乳や砂糖を加えて飲む文化が広がったためです。暑い気候で氷を入れて飲むことも多く、甘く濃い味が好まれています。

甘くないコーヒーは注文できますか?

できます。「No sugar」または「không đường」と伝えましょう。ただし、ローカル店では最初から甘いベースで作っている場合もあります。

お土産に買うならどれがおすすめですか?

ばらまき用ならG7、本格派にはTrung Nguyênの豆・粉コーヒー、見た目重視ならCON SOC COFFEEやスターバックスの限定グッズがおすすめです。

ジャコウネココーヒーは本物ですか?

本物もありますが、安価な商品や香料で風味を付けた商品もあります。購入時は販売元、価格、成分表示を確認しましょう。

まとめ

ベトナムコーヒーは、ロブスタ豆の力強い苦味と、練乳や砂糖を合わせた濃厚な甘さが魅力です。

 

街角のローカルカフェで飲むカフェスアダー、ハノイ名物のエッグコーヒー、近年人気のソルトコーヒーやココナッツコーヒーなど、ベトナムには日本とは違うコーヒー文化があります。

 

お土産を選ぶ際は、G7やTrung Nguyênなどの定番ブランドを選ぶと安心です。市場などで極端に安い粉コーヒーを買う場合は、偽コーヒーのリスクにも注意しましょう。

チェックリスト
  • ベトナムは世界有数のコーヒー生産国
  • 主流は苦味の強いロブスタ豆
  • 定番は練乳入りのカフェスアダー
  • 甘くないものは「No sugar」と注文する
  • お土産はスーパーや公式店で購入する
  • 極端に安い粉コーヒーは偽コーヒーに注意する

※この記事に記載されている情報は2026年4月時点のものです。商品・価格・店舗情報は予告なく変更される場合があります。

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