〈写真:Plo.vn〉
ロシアのセキュリティ企業カスペルスキーによれば、東南アジア地域においてUSBなどのオフラインデバイスを介したサイバー攻撃が増加傾向にある。
カスペルスキーが2024年に検知した攻撃件数は4900万件を超え、前年の4300万件から約15%の増加となっている。ベトナムは2100万件と最も多くの攻撃を受けており、前年比で25%の増加を記録した。
国別の増加率で見ると、シンガポールが88%と最も高く、以下マレーシア47%、ベトナム25%、タイ20%、フィリピン16%と続いた。一方で、インドネシアのみが前年より3%減少している。
カスペルスキーによれば、企業は近年、ネットワークを通じた脅威への対策に力を入れているが、USBや外部ストレージを用いた攻撃も依然として深刻な問題である。
実際、2024年末にはある政府機関で使用されていたセキュリティUSBがマルウェアの標的となり、管理ソフトウェアに侵入され、結果として機密ファイルが外部へ流出する事態が発生した。
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カスペルスキー東南アジア地域責任者であるイエオ・シアン・ティオン氏は「USBを利用した攻撃は自己複製機能を備えたワーム型マルウェアに進化しており、他のUSB機器にも感染が広がる危険がある。企業や組織はオンライン・オフライン両面における包括的な対策を早急に講じる必要がある」と警鐘を鳴らしている。
































