<写真:thanhnien.vn>
ベトナム国家水文気象予報センターの発表によれば、11日朝、南シナ海北部で発生した熱帯低気圧が台風1号「ウーティップ(Wutip)」へと発達した。
台風の中心はパラセル諸島(ホアンサ諸島)東方の海上に位置し、最大風速は74km/hであり、これは台風8号に相当する規模である。
進行方向は北西で、移動速度は時速5〜10kmとされている。
台風ウーティップの中心がベトナム本土に上陸する見込みはないが、雨雲の分布が西側に偏っており、中部を中心としたベトナム本土に大きな影響を及ぼしている。
11日夕方以降、中部から西原地方、南部にかけて広い範囲で雷を伴う激しい雨が観測されており、特に中中部では13日までに総雨量が最大450mmに達する可能性がある。
この豪雨の影響により、クアンビン省からクアンガイ省にかけての河川で増水が予測されており、洪水の発生や山間部での地滑りのリスクが高まっている。
すでにフエ市では浸水被害が確認されており、各地で非常対応が急がれている。
日本や香港の気象機関も台風の動向を注視しており、ウーティップは今後、海南島南部をかすめつつ、徐々に勢力を弱めていく見込みである。
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しかしながら、海上では依然として風速90〜110km/hの暴風域が継続する見通しである。
ベトナム農業・環境省は中部から南部の各省に対し、警戒体制の強化と土砂災害への備えを徹底するように緊急通達を発出している。




































