<写真:dantri.com.vn>
ベトナム中南部のカムラン国際空港で販売された1杯34万6000ドン(約2040円)のフォーが、価格の妥当性を巡って国内外で議論を呼んでいる。
空港内の飲食価格を「国際水準として妥当」と見る意見と「過度な上乗せである」と批判する声が交錯している状況である。
価格を容認する立場からは、空港内の店舗は高額な賃料や運営コストを負担しており、市中より価格が高くなるのは世界的に一般的であるとの指摘がある。
ホーチミン市のタンソンニャット国際空港や香港国際空港などでも、飲食価格は市中より高めに設定されているとされる。
さらに、米国や豪州、欧州の空港では、ビール1杯が10〜18ドル(約1560〜2808円)、軽食が30ドル(約4680円)を超える例も珍しくないとの体験談も寄せられている。
そのため「空港では購入前にメニュー価格を確認するのが当然である」とする自己責任論も一定数存在する。
一方で、ベトナム市中ではフォーが2〜3ドル(約312〜468円)程度で提供されている現状を踏まえれば、約14ドル(約2184円)という価格は依然として割高であるとの批判も強い。
バインミーが19万5000ドン(約1151円)で販売されていたとの指摘もあり、市中価格の5〜10倍に達するケースもあるとされる。
比較例として、台湾桃園国際空港では、市中価格に対する上乗せ幅を最大30%に抑える仕組みが導入されている。
McDonald'sやStarbucksなど一部チェーン店では、空港内でも市中と同価格で販売しているとの情報もある。
また、フィリピンのニノイ・アキノ国際空港では、市中と大差ない価格水準であるとの意見もみられる。
日本語対応可能なスタッフが常駐し日本人医師が診察を行っているため、予約〜診察、清算まで日本語で対応可能です。
保険の適用も条件を満たしている場合に適用可能です。
空港は保安区域内に競争が限定される特殊な商業空間であり、利用者の選択肢が狭いという構造的特性を有する。
立地や利便性、運営コストを考慮すれば一定の価格上昇は避けがたいものの、市場価格とかけ離れた水準は利用者の不満を招きやすい。
訪越観光の回復が進む中、空港は国の「玄関口」としての印象を左右する重要な場である。
価格の透明性確保や上乗せ幅の適正化は、観光体験全体の評価にも影響を及ぼす可能性がある課題である。

































