<写真:tienphong.vn>
ホーチミン市で2026年初頭から4月20日までに狂犬病の感染者3人が確認され、いずれも死亡したことが明らかになった。
ホーチミン市疾病管制センター(HCDC)によると、2025年通年の感染者数は5人であり、2026年はすでに3人に達している。
気象要因については、猛暑の時期は狂犬病が増加する傾向にあり、「流行のピーク」となる可能性があると指摘している。
4月17日には、旧バリア=ブンタウ省の医療機関から、フオックタン坊第6地区で犬が複数の住民に咬み付いた事例が報告された。
地元当局と医療機関が連携して調査を進めた結果、問題の犬は約5年間飼育されていた雌の雑種犬で、狂犬病ワクチンは未接種であった。
この犬は4月13日から17日にかけて攻撃的になり、3人に咬み付いたほか、自身の子犬4匹をかみ殺し、同居する別の2匹や近隣の犬7~8匹にも攻撃を加えた。
その後、同日中に死亡した。
咬まれた3人はいずれも狂犬病ワクチンを接種しており、健康状態は安定しているという。
当局は当該地域で狂犬病が疑われる感染源の監視と対処を継続している。
ホーチミン市保健局は2026年4月3日付で狂犬病対策の強化を求める文書を発出しており、HCDCは動物由来感染症対策として、家畜・獣医当局と連携し、疫学監視や健康教育、感染源の封じ込めなどを進めている。
予防策としてHCDCは、犬や猫の管理に関する「5つの禁止事項」を提示した。
狂犬病ワクチン未接種の犬猫を飼育しないこと、当局への未申告飼育を行わないこと、放し飼いをしないこと、人に危害を加えさせないこと、環境を汚染させないことを求めている。
また、高リスク者に対する予防接種の実施も推奨している。
動物にかまれた場合は、傷口を15分間流水と石けんで洗浄し、アルコールやヨウ素で消毒したうえで、速やかに医療機関でワクチンや免疫グロブリンの投与を受けるように呼びかけた。
民間療法の使用は厳禁としている。
































