ホーチミンのベッドタウンとして知られる7区。大型スーパーやショッピングモールが多く、教育施設も充実していることから、日本人を含む外国人居住者に人気のエリアです。
実際に7区は、1区のような都心のにぎやかさとは少し違い、道路が広く、比較的落ち着いた雰囲気があるのが特徴です。
特にフーミーフン周辺は、家族帯同の駐在員や長期滞在者から根強い支持があります。
今回はPOSTE目線で、2026年4月時点のホーチミン7区の実情をもとに、街の雰囲気、買い物スポット、スーパー、市場、子ども向け施設までまとめて紹介します。
結論から言うと、ホーチミン7区は日本人にとってかなり住みやすいエリアです。理由は、フーミーフンを中心に道路や街並みが整備されており、ショッピングモール、スーパー、学校、病院、飲食店がまとまっているからです。
特に、子どもがいる家庭、静かな環境を好む人、広めの住宅を求める人に向いています。一方で、1区に比べると通勤や夜遊びの利便性はやや落ちるため、何を優先するかで向き不向きが分かれるエリアとも言えます。
ホーチミンの7区は、1区の南側に位置するエリアです。ベンタイン市場周辺など1区中心部からは、交通状況にもよりますが車やバイクでおおむね20〜40分ほどかかります。
なかでも有名なのがフーミーフン(Phu My Hung)周辺で、計画的に整備された街並みが広がっています。道路幅が広く、歩道も比較的整っているため、ホーチミン市内では歩きやすいエリアのひとつです。
今回は地図にある場所を巡ってみました。参考として地図の①はホーチミン1区の中心であるベンタイン市場です。


ホーチミン7区を語るうえで外せないのが、フーミーフン(Phu My Hung)です。高層マンション、低層ビラ、オフィス、カフェ、レストラン、学校などが整然と並び、ホーチミンの中でも特に整備された街並みを持つエリアとして知られています。
日本人だけではなく、韓国人や欧米人など外国人居住者も多く、国際色のある雰囲気です。街路樹や緑地も多く、1区中心部のような雑多な印象とは違った、ゆとりのある街並みを感じられます。

また、フーミーフンは住宅街であるだけではなく、オフィスや商業施設も充実しており、日常生活をエリア内で完結しやすいのも魅力です。日本人学校があることもあり、家族帯同の駐在員に特に人気があります。
ホーチミン7区には、整備された遊歩道や緑地が多く、散歩しやすいスポットがそろっています。週末には家族連れやジョギングをする人の姿もよく見かけます。


「ホーバングエット公園(Cong vien Ho Ban Nguyet)」は、クレセントモール近くにある散歩スポットです。遊具が多いタイプの公園というより、湖沿いの遊歩道が続く、開放感のあるエリアです。
犬の散歩やベビーカーでの移動もしやすく、モールで買い物をした後に少し歩きたい時にも向いています。夕方以降は比較的涼しくなるため、散歩する人が増えます。

「パノラマ公園(Cong vien Bo song Panorama)」は、7区の川沿いにある落ち着いた公園です。ホーバングエット公園と同様に、遊具中心というよりは遊歩道と景観を楽しむタイプのスポットです。
ヤシの木が並ぶ南国らしい景色があり、散歩や軽い運動をしたい人に向いています。
ホーチミン7区には、大型ショッピングモールが複数あります。高級感のあるモールもあれば、日常使いしやすいモールもあり、用途に応じて使い分けしやすいのが魅力です。

「クレセントモール(Crescent Mall)」は、フーミーフンを代表する大型ショッピングモールです。ショッピング、飲食、イベント、エンタメがまとまっており、7区のランドマーク的存在です。
以前から人気の高い施設ですが、現在も7区の買い物・食事・週末レジャーの中心のひとつです。館内は比較的きれいで、外国人にも利用しやすい雰囲気があります。

ファッションやコスメだけではなく、カフェ、レストラン、イベントスペースなどもあり、家族でも友人同士でも使いやすいモールです。周辺の遊歩道とあわせて楽しめる点も魅力です。


「SC VivoCity」は、7区の中でも日常使いしやすい大型モールです。クレセントモールに比べると、ややカジュアルでファミリー向けの雰囲気が強く、食事や買い物を気軽に楽しみやすいのが特徴です。
飲食チェーン、日用品、子ども向けショップ、映画館などがそろっており、週末に家族で行く先としても便利です。モール全体の営業時間は現在も10:00〜22:00です。

館内にはスーパーもあり、買い物と食事をまとめて済ませたい時に重宝します。1区中心部まで行かなくても必要なものがそろいやすいのが、7区生活の便利な点です。
ホーチミン7区は住宅エリアとしての性格が強いため、日常使いしやすい大型スーパーがそろっています。モール内スーパー、外資系スーパー、ローカルスーパーを使い分けると便利です。

かつて「Big C」として知られていた店舗は、現在はGO! Nguyễn Thị Thậpとして営業しています。食品、日用品、衣類などをまとめて買いやすい大型店で、7区の生活者にはおなじみの存在です。

大型スーパーらしく価格帯も比較的手ごろで、まとめ買い向きです。ベーカリーコーナーもあり、ローカル系スーパーの中では品揃えの幅が広い部類です。

「Co.opXtra」はSC VivoCity内にある大型スーパーです。ローカル色がありつつも買い物しやすく、食品から日用品まで幅広くそろいます。
モール内にあるため、冷房の効いた快適な環境でまとめ買いしやすいのもメリットです。価格はコンビニより抑えめで、日常使い向きです。

「ロッテマート(Lotte Mart)」は、7区を代表する大型スーパーのひとつです。食品、ベーカリー、輸入品、日用品、家電、衣類まで幅広くそろっており、週末のまとめ買い先として便利です。
韓国系の商品が比較的見つかりやすいのも特徴で、キムチやインスタント麺、お菓子なども充実しています。
ベーカリーやスイーツ売り場も見応えがあり、スーパーとしてだけでなく軽い買い物や食事目的でも使いやすい施設です。
整った街並みのイメージが強い7区ですが、ローカル市場もあり、生活感のある買い物もできます。モールとは違う雰囲気を感じたい人には市場巡りも面白いです。


「タンミー市場(Cho Tan My)」は、7区の中でも比較的よく知られたローカル市場です。肉、魚、野菜、乾物のほか、生活雑貨や衣類なども見つかります。
外国人向けというよりは地元住民向けの市場なので、ローカルの生活感をそのまま感じられるのが魅力です。価格もスーパーより安い商品が多い一方、衛生面や鮮度は自分で見極める必要があります。


「クサガンハン市場(Cho Cu Xa Ngan Hang)」は、よりローカル色の強い小規模市場です。大規模ではありませんが、野菜、果物、肉、魚など生活に必要な食品がそろいます。短時間で回りやすく、地元の雰囲気を感じたい人に向いています。
7区は住宅・教育・買い物の印象が強いですが、子ども向けの遊び場もあります。家族で住む人が多いエリアらしく、週末に行きやすい施設があるのも魅力です。

「ビエトピア(Vietopia)」は、子ども向けの職業体験型テーマパークです。日本でいうキッザニアに近いイメージで、消防士や運転手などさまざまな仕事を体験できます。
7区で子どもと過ごせる屋内施設として知られており、雨の日でも利用しやすいのが魅力です。一方で、現地語ベースの案内が中心なので、日本人の子どもにはややハードルを感じる場面もあります。
7区にはカジュアルな店から高級店まで幅広い飲食店があります。外国人居住者が多いため、日本食、韓国料理、西洋料理も充実しています。
「チャムチャーム(Cham Charm)」は、フーミーフン周辺で知られる大型レストランのひとつです。外観に華やかさがあり、会食や家族での食事先としても名前が挙がりやすい店舗です。
価格帯はローカル食堂と比べると高めですが、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しみたい時に向いています。7区らしいゆったりした食事スポットの代表格と言えます。
今回はホーチミン7区の実態を紹介しました。7区といえば、フーミーフンやクレセントモールのある整った街並みが有名ですが、実際にはローカル市場や大型スーパー、子ども向け施設までそろっており、生活のしやすさが非常に高いエリアです。
1区のような都心の刺激とは少し違い、落ち着いて暮らしたい人、家族で安心感のある生活をしたい人に特に向いています。ホーチミンで住む場所を検討している方は、7区も有力候補に入れてみてはいかがでしょうか。