<写真:laodong.vn>
ホーチミン市警察は、市内においてA95ガソリンを装った偽造燃料を製造・販売していた組織を摘発した。
2月3日の発表によれば、首謀者はグエン・バン・イエン(46)とグエン・ホン・ハイの2人であった。
また、給油所経営者のチャン・バン・ドゥック(55)含む8人が、偽造品の製造・販売に関わった容疑で逮捕・起訴されている。
同組織は工業用溶剤と着色料を混合し、それを精製済みの基礎ガソリンに添加することで、見た目や臭いが本物のRON A95ガソリンに酷似した偽造燃料を製造していた。
製造は分散型で行われ、一部はガソリンスタンドで直接混合され、販売に供されていた。
ホーチミン市警経済警察は、第8区ダーナム通りに所在する「ドゥックロイ」給油所において不審な燃料供給の兆候を察知し、1月17日に現場を急襲した。
その際、トラック運転手と給油所の関係者が、溶剤「SPSOL-PEE」と着色料を地下タンクに注入している現場を押さえた。
捜査の結果、グエン・バン・イエンはグエン・ユイ・チン通りにある車両置場を拠点とし、タンクローリーを用いての混合作業を主導していたことが明らかとなった。
一方、グエン・ホン・ハイは溶剤の供給およびスタンド現場での混合作業を担い、「ドゥックロイ」給油所では、経営者の協力を得て既存の在庫燃料に直接偽造成分を混合し、販売していた。
押収された燃料に対する技術鑑定の結果、いずれも国家基準を満たしておらず、化学的にはガソリンとは呼べない品質であった。
専門機関は、これらの偽造燃料がエンジンの誤爆発や性能低下、部品劣化を引き起こすおそれがあることに加え、とくにゴム製部品の劣化を通じて燃料漏れや走行中の火災事故につながる危険性があると警告している。
現在、警察は溶剤の供給元やその他の関係者についても調査を進めており、事件の全容解明を急いでいる。


































