<写真:dantri.com.vn>
ホーチミン市は都市鉄道(メトロ)ベンタイン〜トゥーティエム区間について、2026年4月20日までの着工を目指す方針を示した。
将来開業するロンタイン国際空港と市中心部を結ぶ交通ネットワークの重要な結節点として位置付けられている路線である。
ホーチミン市人民委員会のブイ・スアン・クオン副委員長が、関係機関との会議後にこの方針を明らかにした。
対象となるのは、メトロ2号線の一部区間であるベンタイン〜トゥーティエム区間と、空港アクセス路線となるトゥーティエム〜ロンタイン鉄道である。
両路線は、ホーチミン市とドンナイ省を結ぶ広域交通の骨格を形成する計画である。
特にロンタイン国際空港、ホーチミン市中心部、さらにタンソンニャット国際空港を結ぶ公共交通の輸送力向上に寄与する戦略的ルートと位置付けられている。
ロンタイン国際空港は国内最大規模の空港として建設が進められており、2026年前後の開業が見込まれている。
ただし周辺地域との交通接続が課題となっており、とりわけ利用客の多くを占めるホーチミン市とのアクセス整備が急務となっている。
ベンタイン〜トゥーティエム区間の延長は約6kmで、メトロ2号線の一部に当たる。
同線はベンタイン〜タムルオン区間を経て、将来的にはクチ郡の西北新都市まで延伸する計画である。
ホーチミン市中心部のベンタイン駅からトゥーティエム地区へ接続し、将来のトゥーティエム〜ロンタイン鉄道と連結することで、空港アクセスを担う役割を果たす見込みである。
この事業については、自動車大手チュオンハイ(THACO)が官民連携(PPP)方式での実施を提案しており、建設・譲渡(BT)契約方式を想定している。
概算投資額は約33兆ドン(約1980億円)とされる。
ホーチミン市は2030年までの都市鉄道網整備を重点課題と位置付けており、特別制度の活用などにより事業手続きを加速させる方針である。
また、トゥーティエム〜ロンタイン鉄道についても実現可能性調査を急ぎ、早期着工を目指す考えである。





































