<写真:tienphong.vn>
ベトナム中部のダナン市は、歩道の占用を全面的に禁止する方針を打ち出し、都市秩序の是正に乗り出した。
ダナン市人民委員会の発表によれば、歩道上での物販や営業行為に加え、移動式看板や広告板、植木鉢、装飾物の設置も一切認められない。
ダナン市ではこれまで、中心部のレーズアン通りなどにおいて露店や駐輪による歩道占拠が常態化し、歩行者の通行が妨げられてきた。
新方針では、違法な臨時市場の撤去に加え、車両の駐輪・駐車および乗降を指定場所に限定する。また、電柱や信号柱、街路樹への広告掲示も禁止する。
本計画の目的は、全ての行政区において歩道の通行空間を確保し、都市景観と環境の改善を図る点にある。
さらに、観光都市としての魅力向上やサービス産業の発展も視野に入れている。
あわせて、歩道の幅員に応じた利用区分を導入する。幅4m未満の場合は建物側に1.5mの歩行者空間を確保し、残りを駐輪スペースとする。
幅4m以上6m未満では約2m、6m以上では約3.5mを車両用とし、それ以外を歩行者用とする。街路樹や電力設備などの障害物が存在する場合には、状況に応じて柔軟に調整する。
施策は2026年第1四半期内の完了を目指し、三段階で実施する計画である。
3月末までは住民への周知と自主的な是正を促し、4月末までに一斉取り締まりを行う。その後は巡回および監視を常態化し、再占拠の防止を図る。
本措置は、沿道の商業者や露店業者など数千世帯に影響を及ぼす見通しである。
ダナン市は「責任・業務・期限などを明確化する六原則」を掲げ、スマート監視センターや通報窓口を活用して違反の取り締まりを行う。
各地区の責任者には厳格な管理責任を課し、対応が不十分な場合には処分の対象とする方針である。
































