<写真:tuoitre.vn>
ベトナム中部ダクラク省ソンカウ街区のホテルが、祝日期間中に不合理な追加料金を請求したとして、観光客がSNS上で批判を投稿し、当局が調査に乗り出した。
5月3日、ソンカウ街区人民委員会のボー・ゴック・タック委員長は、同地域の観光サービス施設における高額な追加料金に関する観光客の苦情を受理し、関係機関が事実関係の確認と対応を進めていると明らかにした。
問題は、Facebookアカウント「Minh Do」による投稿で明るみに出た。
同投稿は、同街区ビンホア地区にある宿泊施設「Timothe Beach Hotel & Apartments」での滞在について、「極めて不快な体験であった」と訴えている。
投稿によると、客室や設備、とりわけ浴室の状態に不満があったほか、4月30日と5月1日の祝日期間中には通常の倍額の料金が課され、多数の追加料金が発生したという。
観光客側は、自ら食材を持ち込み調理・飲食したにもかかわらず、飲食や食器洗浄の名目で500万ドン(約3万円)超の追加料金を請求されたと主張している。
ビールは1箱90万ドン(約5400円)、炭火コンロは1台につき10万ドン(約600円)の使用料が課されるなど、複数の料金が上乗せされたとしている。
公開された請求書によれば、4月29日の夕食サービス追加料金は180万ドン(約1万800円)、翌30日の朝食は90万ドン(約5400円)、夕食は250万ドン(約1万5000円)などとなっており、2日間の総額は約1449万ドン(約8万6940円)に上った。
これに対し、地元当局は5月1日に宿泊客とホテル側双方から事情聴取を実施した。ホテルは総額のうち250万ドン(約1万5000円)を返金している。
また、同日付の作業記録によると、ホテル経営者は営業許可を有し、飲食メニューや料金は公示しており、利用前に顧客に提示し合意の上でサービスを提供したと説明している。
追加料金についても、調理や清掃などのサービス料として事前に合意していたとしている。
一方、宿泊客を紹介した女性は、グループは自炊し、ホテルの食器やテーブルを使用したのみで、料金について事前の説明やメニュー提示はなかったと主張した。
精算時に初めて高額な請求を知り、ホテル側に再計算を求めたが、最終的に100万ドン(約6000円)のみ減額され、自身が150万ドン(約9000円)を負担したとしている。
同女性は「旅行には費用がかかるのは当然であるが、料金は明確であるべき」と述べ、ホテル側の対応が不満につながり、SNS投稿に至ったと説明した。