<写真:congthuong.vn>
ベトナム各地の沿岸観光地は、フン王の命日と4月30日・5月1日の連休が重なったことで観光需要が急増し、多くの地方で予想を上回る収益を記録した。
各地の報告によると、猛暑の影響で避暑需要が高まり、全国の宿泊施設の平均稼働率は65〜70%に達した。特に主要な海浜リゾートでは90%を超えた。
ハノイ市とホーチミン市を除くと、ダナン市が最も顕著な伸びを示した。
来訪者数は約150万人、観光収入は5兆7270億ドン(約344億円)となり、2025年同期比で約35%増加した。
クアンナム省との統合後、近代的な海洋都市としての魅力に加え、ホイアン旧市街やミーソン聖域などの遺産、伝統工芸村やコミュニティ観光資源が集客を支えた。
タインホア省もこれに続き、来訪者数は約172万人、観光収入は4兆3300億ドン(約260億円)と推計された。
このうちサムソン海岸には約120万人が訪れ、中心的な観光地となった。
ニンビン省とクアンニン省もそれぞれ4兆2000億ドン(約252億円)、4兆1650億ドン(約250億円)の収入を記録した。
ニンビン省観光当局によると、宿泊施設の平均稼働率は特に祝日期間中に改善し、平均約75%となった。
ホアルー、ナムホアルー、クックフオンおよび沿岸部の一部地域では、4月26日、30日、5月1日の夜に95〜100%に達した。
一方、アンザン省は来訪者数が約110万人に達したものの、観光収入は約2兆4000億ドン(約144億円)にとどまり、沿岸地域と比べて伸びは限定的であった。
同省観光局は、航空運賃の高止まりにより近距離旅行や自家用車での移動が選好されたこと、さらに海外ツアーとの競合が国内旅行需要を分散させたと説明した。
中部のカインホア省は約2兆6380億ドン(約158億円)の収入を計上した。
カムラン国際空港によると、9日間のピーク期間中に1000便超が運航され、このうち600便以上が国際線であった。
同省当局は、2つの連休の間隔が短く連続的な休暇となったことで旅行需要が分散し、観光地の混雑緩和やサービス品質の向上につながったと指摘した。
また、安定した晴天も観光活動を後押しした。
北中部のゲアン省では、キムリエン遺跡やチュオンボン、オンホアンムオイ廟、KM0国家特別遺跡、クアロー海岸などで来訪者が増加し、約120万人を受け入れ、収入は2兆1910億ドン(約131億円)となった。
このほか、フエは約2兆3000億ドン(約138億円)、ラムドン省は約2兆2000億ドン(約132億円)、ザライ省は約1兆6500億ドン(約99億円)の観光収入を記録した。
クアンガイ省は観光収入が1000億ドン(約6億円)規模には届かなかったものの、来訪者数と収入はいずれも前年同期比で約70%増加した。
都市部ではホーチミン市が約170万人の来訪者を受け入れ、観光収入は8兆7000億ドン(約522億円)に達した。
ハノイ市も約135万人を迎え、約5兆ドン(約300億円)の収入を計上した。
各地は連休期間中、食品衛生や料金表示の監督を強化し、不当な価格設定の防止に努めた。