<写真:tienphong.vn>
ホーチミン市は南部解放記念日の4月30日に合わせ、ベンタイン〜トゥーティエム間メトロおよびホーチャム〜ロンタイン空港間高速道路の起工を計画している。
両事業の総投資額は計97兆ドン(約5723億円)超に達し、ホーチミン市中心部とロンタイン国際空港を結ぶ戦略的交通軸の形成を目的とするものである。
いずれも官民連携(PPP)方式のBT(建設・移管)契約により実施される。
ベンタイン〜トゥーティエム間メトロは、タコ・グループ傘下のダイクアンミン不動産投資が投資主体となり、総事業費は約46兆3000億ドン(約2732億円)と見込まれている。
路線延長は約6kmで、全線地下式で整備される。
ベンタイン駅を起点にハムギー通りを経由し、サイゴン川を横断してトゥーティエム新都市区へ至り、最終的にマイチート通り沿いのトゥーティエム駅に至る計画である。
本区間は、ホーチミン市中心部と将来のトゥーティエム〜ロンタイン鉄道を接続する重要な区間に位置付けられている。
当該区間はホーチミン市メトロ2号線の一部であり、同路線はベンタイン〜タムルオン間に加え、クチ郡北西部都市区まで延伸する構想を有する。
先行するベンタイン〜タムルオン間は2026年1月中旬に着工済みであり、ベンタイン〜トゥーティエム間も2030年の完成を目標としている。
開業後は、今後5年間で都市鉄道187kmを整備するという同市の目標達成に寄与するとともに、ロンタイン国際空港へのアクセス改善が期待される。
一方、同時に起工予定のホーチャム〜ロンタイン空港間高速道路は、総事業費約51兆ドン(約3009億円)で、マスターライズが投資主体を務める。
延長は42km超、4車線で整備され、設計速度は時速100〜120kmとされている。
完成後は海浜観光地ホーチャムとロンタイン国際空港を直結し、ホーチミン市およびドンナイ省の衛星都市に立地する工業団地や港湾群との連結強化が見込まれる。
さらにホーチミン市は、4月30日の連休に合わせて水運分野においても大型案件の起工を予定している。
主な案件として、カンゾー国際中継港、カイメップハー総合・コンテナ港、カイメップ・ゲマデプト〜ターミナルリンク港第2期が挙げられる。
加えて、トゥーティエム中心湖における新行政センターおよび景観公園の整備、ニャーロン〜カインホイ港地区とホー・チ・ミン博物館の拡張、高校や職業教育機関の改修事業も順次始動する見通しである。


































