<写真:docnhanh.vn>
ホーチミン市において、都市鉄道(メトロ)1号線・ベンタイン〜スオイティエン間の利用者数が急増している。
燃料価格の上昇や移動需要の回復を背景に、公共交通へのシフトが進行しているという。
同路線を運営するホーチミン・メトロ1号線有限会社(HURC1)によれば、2026年3月初旬以降、利用者数は顕著に増加している。
3月7日から13日の週間利用者数は約46万8000人で前週比約12%増となり、続く17日から23日には約48万6000人に達した。1日当たりでは約7万人規模に上っている。
また、ホーチミン市公共交通管理センターによると、バス利用者数も同様に増加傾向にある。
メトロとバスを合わせた1日平均利用者数は約34万人で、2月末比で35%増、前年同期比でも12%増加している。
この背景には、ガソリン価格の高騰に加え、テト(旧正月)後に学生や労働者が都市部へ戻り、通勤・通学需要が回復したことがある。
特に学生層が利用者全体の大きな割合を占めている。
ホーチミン市当局は近年、サービス向上策として新型バスの導入やキャッシュレス決済の拡充、毎週金曜日やイベント時の運賃無料化などを実施している。
これらの施策も利用増加を後押ししているという。
ベンタイン〜スオイティエン線は全長約20kmで、市中心部と東部地域を結ぶ初の都市鉄道として2024年12月に開業した。
地下3駅と高架11駅を有し、毎日5時から22時まで運行され、1日200本以上の列車が運行されている。祝祭日には運行本数を増やして対応している。
現在、ホーチミン市内のバス路線は約179系統、車両数は2300台超に及び、電動バスの導入も進められている。
公共交通の利便性向上が、利用拡大の重要な要因となっている。



































