<写真:thanhnien.vn>
ベトナム中部ダナン市で開催されるダナン国際花火大会(DIFF 2026)の主舞台に、過去最大規模となる昇降式ドーム構造が導入されることが明らかになった。
大会主催者は5月4日、2026年のテーマ「Danang - United Horizons(つながる地平線)」に基づき、舞台を「融合の交差点」というコンセプトで設計したと発表した。
地球の自転が緩やかになり、地平線同士が近づく瞬間をイメージしているという。
最大の特徴は、幅40m超、高さ10m超の巨大ドームを中心軸とする機械システムである。
このほか、独立または同期して動作可能な5つのアーチ構造を備え、連続的に変化する空間演出を実現する。
中央ドームは70秒未満で移動を完了し、リアルタイムでの場面転換を可能にする。
舞台全体の横幅は最大100mに拡張され、長く連なるVIP観覧席に対応する設計とした。
面積は約1200㎡、主なパフォーマンスエリアは幅50mで、大規模演出に対応するとともに、上空の花火と一体化した空間構成を意図している。
演出面では、プログラム制御による昇降技術や高出力レーザー、3DマトリクスLED、レトロアンバー照明を組み合わせ、「光の地平線」を表現する。
DIFFは約20年の歴史を持ち、旅行誌「Travel + Leisure」により世界で訪れるべき祭りのトップ9の1つに選ばれている。
2026年大会は世界有数の花火チームが集結する「オールスター」シーズンと位置付けられる。
大会は5月30日の開幕戦でベトナムと中国のチームが対戦する。
第2夜の6月6日はフランスとベトナム、第3夜の6月13日は日本とイタリア、第4夜の6月20日はドイツと中国、第5夜の6月27日はオーストラリアとポルトガルが競う。
決勝は7月11日に開催される。
同大会はダナン市人民委員会が主催し、サングループが主要実施主体を担う。
1カ月以上にわたり開催される恒例行事であり、前回は約146万人の来訪者を記録し、前年同期比35%増となった。
今回も観光需要の押し上げが期待されている。