ベトナムの民族衣装「アオザイ」をオーダーメイドで作ることができるのはご存知でしょうか? ハノイ・ホイアン・ダナン・ホーチミンなど街の様々なところでアオザイ専門店があり、オーダーメイドで自分だけのアオザイを作ってもらうことができます。また、東京や大阪でも作ることができます。今回はアオザイのオーダーメイドの流れを紹介します!
「アオザイ」は「長い衣」を意味するベトナムの伝統的な民族衣装です。長い丈の上衣と長ズボンを組み合わせて着るもので、風になびく姿が美しいと人気を集めています。最近ではそんなアオザイに憧れる日本人も多いとか。
ベトナムでアオザイが用いられるようになったのは約200年前からであり、古い歴史があります。時代によって、アオザイの形やデザインも異なります。
ベトナム航空の客室乗務員の制服も水色のアオザイです。ベトナムには女子学生の制服がアオザイという学校も多くあります。

はじめに好きな生地を選びます。生地の種類は様々です。アオザイの生地で一番有名なのはシルクですが、それ以外にシフォン生地やコットン生地でもアオザイを作ることができます。生地の種類やデザインなど、お店によって置いている商品が違いますが、どのお店にもたくさんの色や柄の生地があるので幅広いバリエーションから選べます。
シルクはフォーマルドレスや着物などに古くから使用されています。シルクは光沢としなやかな肌触りで、世界中の人を魅了しています。
また、シルクは美しさだけでなく、保湿性や吸湿性もあるので、ベトナムで着るにはぴったりの素材と言えます。

シフォンは細い糸で平織りされ、薄くて柔らかい生地です。ドレープ性もあり、シワになりにくいのが特徴です。

コットンは吸収性が高く、Tシャツやジーンズなどに使われる馴染みのある素材です。コットン生地でアオザイを作ると、洗濯機で洗うことができるので便利です。

デザインはお店に既製品やサンプルがある場合、そちらを参考に選ぶことができます。お店によっては、これらがない場合もあるので、事前に作りたい形を調べておくと安心です。
アオザイには襟付きのタイプと襟なしのタイプがあります。また、袖やズボン丈の長さも自由に変えることができます。アオザイはヒールの靴と合わせることも多いので、身長よりやや長めの丈にすることをおすすめします。

首回り、ウエスト、ゆき丈、腕の長さ、腕回りなど、作るアオザイの形に合わせて必要なサイズを採寸します。

アオザイは体型に合わせてピチッとタイトに着ることが多いので、ウエスト周りなど、ゆったり着たい方はスタッフに事前に伝えましょう。
こちらはお店によるのですが、仕上がり前に一度サイズをチェックすることができます。その際にきつい・ゆるいと感じた場合は調整してもらえるので、気になる部分があればこの機会に伝えましょう!

1997年に創業した「フレームツリーバイザッカ」はアオザイや洋服などの仕立てを20年以上行っている歴史あるお店です。日本人オーナーが経営しており、他にはないデザインのアレンジや縫製の丁寧さから日本人の間でも人気があります。
アオザイの既製品も販売されていて、生地の種類も豊富なため、お気に入りの一枚が見つかるでしょう。ベトナム人のスタッフは日本語を話すことができるので安心して利用できます。オーダーメイド以外にも、刺繍が入ったバッグやアクセサリーなど可愛く綺麗な雑貨も販売されており、こちらも観光客に人気です。
「フオンザン」ではシンプルなものからキラキラに装飾されたものまで生地のバリエーションが豊富なのが特徴です。既製品はS~XXLサイズまであり、オーダーメイドは1日でつくることができます。
「マングローブ」はグエンフエ(Nguyen Hue)通りから歩いて5分ほどのところに位置する仕立て屋さんです。日本語が通じるスタッフも常駐しているので、ベトナム語や英語が苦手な方でも安心して利用できます。デザインはお店にあるカタログから選ぶことができます。生地は、シフォンと混合シルクの2種類があります。混合シルクは、キラキラに装飾されたデザインが多く、パーティー用などにアオザイを作りたい方におすすめです。
「うさぎ」は日本人のリピーター客が多いお店です。スタッフは日本語を話すことができ、リーズナブルに作ることができます。完全オーダーメイド制なので事前に好きなデザインを調べて持っていく必要があります。
「ソンカーテイラー」では、生地の種類が数え切れないくらい豊富で、選ぶのに迷ってしまうほどです。細かい直しや要望にも応えてくれるので安心して利用できます。また、アオザイだけでなく、ワンピースやブラウス、スカート、ドレスなど様々な洋服を作ってもらうことができるので、ベトナムで自分オリジナルの服を作りたい方にもおすすめです!
「アオザイ」はホイアンの繁華街にある仕立て屋さんです。写真付きのメニューがあり、メニューを見ながら色や形などを細かくオーダーすることができます。アオザイはもちろん、男性用のシャツなど、様々な服を作ってもらうことができます。
ダナンでアオザイをオーダーメイドできる場所はホイアンやホーチミンに比べて少ないですが、観光地として有名なハン市場などで作ってもらうことができます。
ダナンで人気の観光地である「ハン市場」には食料品だけでなく、衣料品もたくさん売っています。アオザイをオーダーメイドで作ってもらえるお店もいくつかあるんです! 市場なので、値段交渉がしやすいです。複数のお店を訪れて自分にぴったりのアオザイが作れるところを探してみてくださいね!
ハノイもダナンと同様でオーダーメイドできるお店はあまり多くありません。しかし、衣料品店が揃うストリートやドンスアン市場などでオーダーメイドをすることができるので、近くに立ち寄った方はぜひ注目してみてください。
フン・カック・コアン通りは衣類を売るお店が集中している通りとして有名です。アオザイだけでなく、コート・ジャケットなどのオーダーメイドにも対応しています。ただし、仕上がりには時間がかかるため、在住者にはおすすめですが、観光客は注意が必要です。また、お店によって置いているデザインなどが異なるので、オーダーする前に2、3店舗訪問してみてからお店を選ぶのがおすすめです。
「ドンスアン市場」はハノイで最大級の市場の一つです。衣類だけではなく、小物・バック・靴などすべてのものが揃います。アオザイなどの衣類店は2階にあります。お土産なども買うことができ、アジア感を感じられる雰囲気なので観光客におすすめです。デザインのサンプルなどがない可能性もあるので、事前にある程度気に入ったデザインを写真などで用意してから行くと、お店の人にも伝わりやすいです。また、観光客だと値上げされる可能性もありますが、値段交渉は可能なのでうまく交渉する必要があります。市場は混み合うのでスリには十分注意してください。

「アオザイを日本でも作りたい!」そう思っている方もいるかもしれません。実は、東京や大阪にはアオザイ専門店があるんです‼ ベトナムで購入するよりも高く、1万円を超えてしまうものが多いですが、憧れのアオザイを日本でもゲットできるのは嬉しいですよね。
ベトナム全国でアオザイをオーダーメイドで作ってもらうことができます。好きなデザイン・好きな生地を選んで世界で一枚だけのお気に入りのアオザイを作ってベトナム滞在のお土産にしませんか?
※この記事に記載されている情報は2018年5月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。
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