ベトナム旅行やホーチミン生活で一度は訪れたいのが、ローカル感あふれる市場です。市場では雑貨、お土産、衣類、布、食材、屋台グルメなどが手に入り、観光地とは違ったベトナムの日常を感じられます。
この記事では、ホーチミン市内の特色ある市場をカード形式で紹介します。観光向けの有名市場から、布市場、古着市場、花市場、電子部品市場、ローカルグルメが楽しめる市場までまとめました。
この記事のポイント
ホーチミンを代表する市場といえばベンタイン市場(Chợ Bến Thành)です。外国人観光客が多く訪れる人気スポットで、雑貨、衣類、サンダル、食料品、陶器などが所狭しと並んでいます。
値札が付いたFix Price以外は価格交渉が前提。食堂街もあるので、買い物の合間にローカルフードを楽しむこともできます。
ヤンシン市場(Chợ Dân Sinh)は、ミリタリーグッズやジッポライター、工具、電化製品、日用雑貨などを扱う市場です。
ベトナム戦争時代の雰囲気を感じる品もありますが、古めかしく作られた偽物も多いため、購入時は雰囲気を楽しむくらいの感覚がおすすめです。
ロシアンマーケット(Chợ Nga / Russian Market)は、アウトドアやスポーツブランド系のバッグ、衣料品、冬物を多く扱う市場です。
寒い時期に日本へ一時帰国する前や、寒い地域へ旅行する前に立ち寄ると便利です。現在は125 Hai Bà Trưngへ移転しています。
タンディン市場(Chợ Tân Định)は、ドライフルーツやナッツ、布の販売で知られる市場です。観光客にも比較的訪れやすく、ベンタイン市場より安く購入できる場合もあります。
セミオーダーのサンダルを作れる店もあり、お土産探しにも向いています。
タイビン市場(Chợ Thái Bình)は、衣料品、布地、農産物、海産物など生活必需品を扱うローカル市場です。
市場飯を楽しめる場所としても知られ、活気ある朝の時間帯に訪れると、ローカルな雰囲気をより強く感じられます。
バンコー市場(Chợ Bàn Cờ)は、洋服、靴、バッグ、ファッション小物などの中古ファッション商品を扱う店が集まる市場です。
早朝には果物屋台や乾物屋、屋台も並び、昔ながらの市場飯を楽しめるローカル感も魅力です。
ソムチウ市場(Chợ Xóm Chiếu)は、大規模市場ではないものの、軽食のメッカとして知られる市場です。
市場周辺には甘いものからしょっぱいものまで多彩な屋台が集まり、ローカルグルメ巡りにぴったりです。
200市場(Chợ 200)は、ソムチウ市場と同じく軽食が豊富な市場です。3万〜4万ドン程度でお腹を満たせるリーズナブルな市場として知られています。
20万ドンほどあれば複数の料理を食べ比べできるため、色々なベトナム料理を試したい方におすすめです。
アンドン市場(Chợ An Đông)は、ファッション関連の卸売で知られる市場です。衣料品や布を探すなら候補に入れたい場所です。
乾物や干し牛肉、スルメ、ツバメの巣、ナマコといった食品も扱われています。
キムビエン市場(Chợ Kim Biên)は、日用品や電化製品、ジャンク品などを扱う市場です。
化学薬品の販売でも知られており、独特な雰囲気を持つ市場です。観光目的で訪れる場合は、購入品の安全性に注意しましょう。
ソアイキンラム市場(Chợ Soái Kình Lâm)は、生地を販売する露店が立ち並ぶ布市場です。
安価なものから高級シルクまで幅広く揃い、ホーチミンで布を探すなら外せない市場のひとつです。
タンタイン市場(Chợ Tân Thành)は、バイクスペアパーツを扱う市場です。
純正品から社外品、新品から中古品まで、バイク関連パーツを探す人には魅力的な場所です。
フンフン市場(Chợ Phùng Hưng)は、トゥードー市場(Chợ Thủ Đô)とも呼ばれる歴史ある市場です。
中華系の屋台や市場飯が楽しめるほか、新鮮な魚介類や高級食材を扱う店もあります。
サータイ市場(Chợ Xã Tây)は、農産物と海産物を扱う市場です。
映画「愛人/ラマン」のロケ地としても知られ、映画好きにも興味深いスポットです。
ビンタイ市場(Chợ Bình Tây)は、チョロンエリアを代表する市場です。
歴史ある建築と大規模な市場空間が特徴で、生鮮食品から日用品まで幅広く揃います。ベンタイン市場とは違うローカルな活気を楽しめます。
ビンドン埠頭の花市場(Chợ Hoa Bến Bình Đông)は、運河沿いに花が並ぶ美しい市場です。
テトが近づくとさらに活気が増し、船と花の露店がカラフルに彩るホーチミンらしい景色を楽しめます。
ビンディエン市場(Chợ Bình Điền)は、水産・畜産・農産を扱うベトナム最大級の卸売市場です。
夜から早朝にかけて活気づく市場で、業者向けの取引が中心ですが、見学目的で訪れることもできます。
ニャットタオ電子市場(Chợ điện tử Nhật Tảo)は、電子部品の市場として知られています。
抵抗、IC、電源、LED、コンデンサ、メーターのほか、テレビ、スピーカー、アンプ、パソコン、カメラ関連機器なども扱われています。
レホンフォン市場(Chợ Lê Hồng Phong)は、カンボジア市場(Chợ Campuchia)とも呼ばれる市場です。
カンボジア系の食材や干物、魚醤、屋台料理などがあり、ホーチミンの多文化性を感じられます。
ホーティーキー市場(Chợ Hồ Thị Kỷ)は、花の卸売問屋が集まる市場です。
近年は花市場だけでなく、ベトナム各地の名物料理が格安で食べられる屋台街としても人気です。
ティエック市場(Chợ Thiếc)は、古くから金と銀の取引で知られる市場です。
市場前には宝石店が並び、旧暦1月10日には金を買い求める人で賑わいます。奥のフードエリアもローカルグルメ好きに人気です。
ダムセン生花市場(Chợ hoa tươi Đầm Sen)は、ホーティーキー市場よりやや小規模な花市場です。
大小の花屋台が並び、ダラットや海外から仕入れた花を扱っています。花好きの方におすすめです。
ファムヴァンハイ市場(Chợ Phạm Văn Hai)は、手頃な価格の女性向け衣服、ジュエリー、アクセサリーを扱う市場として知られています。
市場正門から右側のタンソンホア通り周辺には韓国食材を扱う店も多く、韓国市場とも呼ばれています。
ホアンホアタム市場(Chợ Hoàng Hoa Thám)は、古着好きによく知られる市場です。
山積みの服や天井まで吊り下げられた古着が並び、アメリカ、イギリス、ロシア、日本、韓国などからの輸入古着も見つかります。
バーホア市場(Chợ Bà Hoa)は、小さいクアンナム省とも呼ばれる市場です。
ミークアン、ブンマム、バインセオ、バインベオなど、ベトナム中部料理を楽しみたい方におすすめです。
ハイントンタイ市場(Chợ Hạnh Thông Tây)は、衣料品やアクセサリーが手頃な価格で買える市場として若者に人気です。
Tシャツ、バッグ、アクセサリー、化粧品などを安く探したい方におすすめです。
バーチウ市場(Chợ Bà Chiểu)は、衣類、生活雑貨、食料品まで幅広く扱うローカル市場です。
日本人からは、ベトナム陶器を含む食器やキッチン雑貨が購入できる市場としても知られています。
ティーゲー市場(Chợ Thị Nghè)は、ファンビッチャンエリア近くにある地元密着型の市場です。
食料品から生活雑貨まで揃い、近隣に住む方にとって日常使いしやすい市場です。
アンティーク市場カフェ(Cà Phê Chợ Đồ Cổ)は、時計、アンティークグラス、ジッポ、食器、仏像など多種多様な骨董品が並ぶ場所です。
骨董品好きやコレクターはもちろん、少し変わった市場体験をしたい旅行者にもおすすめです。
ホーチミンには、観光客向けの有名市場から、地元の人が日常的に使うローカル市場、布・古着・花・電子部品・骨董品などに特化した市場まで、実に多彩な市場があります。
初めての市場巡りなら、ベンタイン市場、タンディン市場、ビンタイ市場、ホーティーキー市場あたりが訪れやすくおすすめです。ローカルグルメを楽しみたい方は、ソムチウ市場、200市場、ホーティーキー市場、バーホア市場なども候補になります。
市場は活気があり、歩いているだけでもベトナムらしさを感じられる場所です。一方で、混雑する場所ではスリや置き引きも起こりやすいため、貴重品の管理には十分注意して楽しんでください。
観光客の姿を見かけることはほぼ無い市場で、中には専門市場もありますが、大半は地元の方が食品〜日常品を買いに訪れる場所です。ひたすらローカル感を感じたい方以外はあまり行っても意味は無いかもしれませんね。