ベトナムに長期滞在している方の中には、「ビザの期限が近いけれど、どう更新すればいいの?」「一度出国すればすぐ再入国できる?」「モクバイ国境でビザランはできる?」と不安に感じる方も多いですよね。
2026年4月時点では、日本国籍者はベトナムに最長45日間ビザなしで滞在できます。また、e-visaは最長90日間のシングル・マルチプル入国に対応しています。
ただし、ベトナム国内に滞在中のまま個人で次回分のe-visaを申請することは原則できないため、長期滞在を予定している方は、出国前のビザ準備や再入国条件を事前に確認しておくことが大切です。
この記事では、ベトナムのビザ更新・ビザランの基本、ホーチミンからモクバイ国境を利用する場合の流れ、注意点を2026年4月時点の情報に基づいて解説します。
以前のベトナムでは、日本国籍者のビザなし滞在期間は15日間でしたが、現在は45日間に延長されています。
そのため、短期旅行や出張であれば、ビザを取得せずに入国できるケースが多くなりました。
一方で、45日を超えて滞在する場合や、出入国を繰り返す予定がある場合は、e-visaや招聘状付きビザなどを事前に検討する必要があります。
観光目的の短期滞在であれば45日ビザ免除で足りるケースが増えましたが、生活拠点をベトナムに置く場合は、ビザランを繰り返すのではなく、適切な滞在資格を整えることが重要です。
2026年4月時点で、ベトナムの公式e-visaサイトでは、e-visaは「ベトナム国外にいる外国人」が対象とされています。
そのため、ベトナム国内に滞在したまま、次回入国用のe-visaを個人で申請することは原則として想定されていません。
長期滞在を予定している場合は、以下のいずれかを検討しましょう。
特に、ビザ期限直前に申請すると、審査遅延や入力ミスで予定通り再入国できない可能性があります。ビザ期限には必ず余裕を持って対応しましょう。
日本国籍者は45日間のビザ免除対象ですが、国境を越えてすぐにベトナムへ再入国できるかどうかは、最終的には入国審査官の判断になります。
以前のように「一度出国すれば必ずすぐ戻れる」と考えるのは危険です。
短期旅行や明確な入国目的がある場合は問題なく入国できることもありますが、ビザランを何度も繰り返している場合や、滞在目的が不明確な場合は、入国時に質問される可能性があります。
ビザなし再入国を前提にする場合でも、帰国便やホテル予約、滞在目的を説明できる状態にしておくと安心です。
ビザランとは、滞在期限が切れる前に一度ベトナム国外へ出国し、再度ベトナムへ入国することで滞在期間を更新する方法です。
ホーチミン在住者の場合、カンボジアとの国境にあるモクバイ(Moc Bai)・バベット(Bavet)を利用するケースがよく知られています。
ただし、2026年現在はe-visaや45日ビザ免除の制度が整っているため、ビザランはあくまで一時的な対応と考えるのが安全です。
モクバイ国境で出入国する場合、以下のものを準備しておきましょう。
国境周辺では、「手続きを手伝う」「早くスタンプを押せる」などと声をかけてくる人がいます。不要な手数料やトラブルを避けるため、基本的には公式窓口で自分で手続きするのがおすすめです。
ホーチミンからモクバイ国境へ行く主な方法は、観光バスとローカルバスの2つです。
観光バスは、ホーチミン市内からプノンペン方面へ向かうバスを利用する方法です。旅行会社やバス会社で事前にチケットを購入できます。
観光バスのメリットは、乗務員が国境手続きの流れを案内してくれるため、初めての方でも比較的わかりやすい点です。
一方で、パスポートを乗務員に預ける場面があるため、自分のパスポートが誰の手元にあるのか必ず確認しましょう。
観光バスは便利ですが、全てを任せきりにすると不要な手数料を取られる可能性もあります。手続きの流れは自分でも把握しておきましょう。
ローカルバスを利用する場合、ホーチミン市内からモクバイ方面へ向かうバスに乗ります。観光バスより安く移動できる一方、乗り換えや徒歩移動、国境での手続きをすべて自分で行う必要があります。
ベトナム語や英語でのやり取りに不安がある方、初めて国境へ行く方にはやや難易度が高めです。
モクバイ国境でビザランをする場合の大まかな流れは以下の通りです。
ビザ免除で再入国する場合も、e-visaで再入国する場合も、パスポートに押された出入国スタンプや滞在期限は必ずその場で確認してください。
国境ではパスポートが最も重要です。観光バスの乗務員や現地の手伝い業者に渡した場合でも、誰が持っているのか常に確認しましょう。
国境周辺では、手続きを代行すると言って高額な手数料を請求されることがあります。公式窓口で対応できる手続きは、できるだけ自分で行うのが安全です。
ビザ代や手数料は制度変更により変わることがあります。古い体験談だけを信じず、出発前に必ず最新情報を確認しましょう。
ビザ免除での再入国や短期間での出入国の繰り返しは、入国審査で確認される可能性があります。滞在目的や出国予定を説明できるようにしておきましょう。
短期滞在であれば45日ビザ免除で十分なケースが多いですが、45日を超えて滞在する予定がある場合は、最初からe-visaを取得しておく方が安心です。
e-visaは最長90日間の滞在に対応しており、シングルエントリーまたはマルチプルエントリーを選べます。
ただし、e-visaは原則としてベトナム国外にいる外国人向けの制度です。ベトナム国内に入ってから次回分を申請しようとすると、予定通り対応できない可能性があります。
長期滞在予定の方は、入国前に滞在計画を整理し、必要なビザを取得してから渡航するのがおすすめです。
2026年現在、日本人はベトナムに45日間ビザなしで滞在できるため、短期滞在であれば以前よりもかなり便利になっています。
一方で、45日を超える滞在や長期滞在を予定している場合は、e-visaや適切な滞在資格を事前に準備することが重要です。
モクバイ国境でのビザランは現在でも選択肢の一つではありますが、出国すれば必ずすぐ再入国できると考えるのは危険です。
特に、ビザランを繰り返している場合は、入国時に滞在目的を確認される可能性があります。
安全に滞在を続けるためには、ビザ期限ギリギリで動くのではなく、早めに公式情報や専門業者へ確認し、余裕を持って手続きを進めましょう。
※この記事は2026年4月時点の情報をもとに作成しています。ベトナムのビザ制度、e-visaの条件、国境での運用は予告なく変更される場合があります。渡航・再入国前には、必ずベトナム入国管理局、在外公館、航空会社、専門業者などで最新情報をご確認ください。