〈写真:baochinhphu.vn〉
5月から施行される主な政策として、電子たばこへの罰則強化、運転免許取得前の事故映像視聴の義務化、補習教育に関する新規定、教育データの電子化、さらに不倫行為への罰金引き上げが実施される。
5月15日施行の政令90/2026号により、電子たばこおよび加熱式たばこの使用には300万~500万ドン(約1万8000~3万円)の罰金が科される。
管理する場所で他人に使用させた場合は500万~1000万ドン(約3万~5万9000円)とより重い罰則となるが、家族間での使用は対象外とされる。
違反者には製品の廃棄も命じられる。
販売店についても、18歳未満への販売禁止表示がない場合は最大300万ドン(約1万8000円)、未成年への販売や規定違反の陳列、健康警告のない製品の販売には最大500万ドン(約3万円)、さらに1~3か月の営業停止が科される可能性がある。
また5月から、運転免許試験前の受講者は交通事故の映像視聴が義務付けられる。
交通警察局によると、危険行為の認識向上を目的とし、実際の映像や再現シミュレーションを用いて、誤った進路変更、飲酒運転、危険な追い越しなどの事例を学ぶ。
一部の事例は試験にも組み込まれ、対応能力が評価される。
教育分野では、5月15日施行の通達19/2026により、正規課程外の内容は「補習」に該当しないと明確化された。
文化・芸術、スポーツ、語学強化、STEM・STEAM教育、デジタル技能、人工知能(AI)、進路指導や生活技能など、正規教科に含まれない活動は規制対象外となる。
一方、正規教育課程に属する科目の追加授業のみが補習と定義される。
さらに5月15日施行の政令88/2026により、学習記録の管理がデジタル化される。
国民の生涯学習記録番号は個人識別番号と一致し、教育データベースへのアクセスに用いられる。
成績表や学位、証明書などはデジタル化され、アプリ「VNeID」に統合されて永久保存される。
従来の紙書類の代替として利用可能となり、教育機関や関係機関は権限に基づき情報を照会できる。教育訓練省は2027年1月1日までに全学習者への付与を目指すとしている。
加えて、5月18日施行の政令109/2026では不倫行為に対する罰金が引き上げられた。
既婚者の再婚や事実婚、また既婚者と知りながら同居する未婚者はいずれも500万~1000万ドン(約3万〜6万円)の罰金となる。
結婚や離婚に関する妨害行為や財産要求も同様の水準に引き上げられた。
近親婚や強制・詐欺的な結婚・離婚、婚姻を利用した不正行為などの重大違反については、従来通り1000万~2000万ドン(約6万〜12万円)の罰金が維持される。